【注文住宅】予算オーバーを回避!やってよかった減額ポイント12選

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【注文住宅】予算オーバーを回避!やってよかった減額ポイント12選
この記事でわかること
  • 実際にやってよかった減額ポイント
  • 減額調整のコツ
  • 減額調整で削ってはいけないポイント

こんにちは!住友林業で注文住宅を建てました、あいすです。

注文住宅を建てる方が、必ずと言っていいほどぶつかるのが「予算オーバー」という壁です。
この記事を読んでいるみなさんも、予算オーバーに悩まされているのではないでしょうか。

好きなものを取り入れてたら、費用が膨れ上がっちゃった⋯!

そんなときは、減額調整してみよう!

注文住宅は自由度が高い分、気づいたら費用が膨れ上がっているというパターンが少なくありません。
そんな時に必要なのが、「減額調整」というプロセスになります。

我が家は減額調整をした結果、新たに購入した家具・家電の費用もすべて含めて、トータルで予算内に収めることに成功しました!

本記事では、注文住宅を建てた経験者である筆者が、減額調整のコツや、実際にやってよかった減額ポイントをご紹介します。
ぜひ最後までご覧いただき、参考にしてみてくださいね。

それでは、いってみましょう!

目次

注文住宅の「減額調整」とは?

注文住宅の減額調整とは?

注文住宅の打ち合わせを進める中で、「減額調整」というワードを耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

注文住宅は自由度が高いのが魅力の一つですが、その分予算オーバーになりがちなのも事実です。
打ち合わせを重ねる中で予算オーバーしてしまった場合に必要なのが「減額調整」というプロセスになります。

「減額調整」とは、注文住宅を建てる際に依頼者のニーズを最大限に取り入れつつ、費用が予算内に収まるように見直すプロセスのことです。
基本的には、依頼者の希望を反映させたプランで施工会社が見積もりを算出し、その結果に応じて必要があれば減額調整を行っていきます。

引用:ライフルホームズ

このように、「減額調整」は理想のマイホームを建てるために大切な工程の一つであり、注文住宅を建てる多くの方が通る道です。

あらかじめ決めたご自身の予算と、住宅会社から提示された見積もりにギャップがあるときは、減額調整してその差を埋めていき、予算内に収まるように計画しましょう

【経験談】やってよかったと思う我が家の減額ポイント12選

我が家の場合、最初に最大限の予算を提示した上で見積もりを作成してもらい、そこから間取りを変更したりオプションを増減させていきました。
最終的に、新たに購入した家具・家電の費用もすべて含めて、トータルで予算内に収めることに成功!

そんな我が家が、最初の見積もりから着工までに「やってよかった」と思っている減額ポイントをご紹介していきます。

1.浴室乾燥機をなくした

浴室内に「浴室暖房乾燥機」の設備を採用するのをやめました。

採用しなかった理由は下記の通り

  • 賃貸時代にあまり使っていなかった
  • 洗濯物を浴室で干さずにランドリールームを設けて除湿機を活用する方法にした

我が家の生活スタイル的に、必要ありませんでした。

2.浴室のサイズを小さくした

注文住宅の計画を始めた当初、1.5坪(1620)サイズの浴室を検討していましたが、ショールームを見るうちに「もう少し小さくても良さそう」と思い、1.25坪(1618)に変更しました。

ちなみに、標準のサイズは1坪タイプ。我が家の1.25坪のサイズは、標準より少し広めです。

家族で一緒に入浴することを想定している場合は、1.25坪
一人ずつ入浴することを想定している場合は、1坪タイプで十分かと思います。

3.浴室の棚・鏡・窓・物干しポールをなくした

浴室内に、棚や鏡、窓や物干しポールがあるのは、賃貸でもよく見ますよね。
我が家では「なくてもあまり困らないし、掃除が楽になる!」と思い、これらを採用しませんでした。

浴室内の棚などをなくすことで、こんなメリットがあります!

  • 棚を無くしてシャンプーボトルなどをマグネットで壁面にくっつければ、ボトルの底のヌメリやピンクカビがなく清潔に!
  • 鏡にウロコ汚れが付くのも気にしなくていい!
  • 窓がないから外気が遮断され、冬でも寒くない!

各ご家庭の生活スタイルによって、考え方は異なるかと思います。
それぞれの生活を想像しながら、必要かどうか検討してみてくださいね。

4.乾太くんを導入しなかった

ガス衣類乾燥機の「乾太くん」。SNSでもよく見るし人気でしたが、我が家では導入しませんでした。

乾太くんを導入しなかった理由は下記のとおりです。

  • オール電化にしたかった
  • 洗濯→乾燥の際に洗濯機から乾太くんへ洗濯物を移し替えるのが面倒だと思った

乾太くんをやめた代わりに、我が家ではドラム式洗濯乾燥機を購入しました。とても快適です!

5.トイレの手洗いをなくした

我が家のトイレは、住友林業1階標準仕様(推奨仕様)ロータンクトイレ
トイレ本体には手洗いが付いていないタイプのものです。

我が家のトイレ

トイレ内に小さな手洗いが付くのが標準だったのですが、我が家はこれを無くしました。
手洗いをなくした理由は、水ハネが気になるし、掃除が面倒だから。

代わりに、洗面台をトイレの近くに設置しています。

6・キッチンの油はねガードをなくした

我が家のキッチンはペニンシュラ型で、フラットな対面タイプです。

標準仕様だと、このようにコンロの前に油はねガードが付いてきます。

トクラスキッチン標準仕様の油はねガード
出典:トクラス

我が家はこの油はねガードをなくして、完全にフラットな状態にしました。

我が家のキッチン

なくした理由は、下記の通り。

  • 逆に掃除が大変そうだと思った
  • あまり効果がなさそうだと思った

とはいえ油はねは気になるので、使い勝手の良い、市販の洗える油はねガードを購入して使っています。

7.トリプルガラスの窓をやめた

我が家は、注文住宅計画当初から、断熱性を重視した仕様で見積もりを出してもらっていました。
そのため、住友林業にも「窓をトリプルガラスにしたい」と希望を伝えていました。

そんなとき、住友林業の営業さんから、こんな提案がありました。

営業さん

住友林業の家は陽の光を取り入れるような作りなので、ペアガラスにしたほうがむしろ暖房効率がいいかと思いますよ。

きちんと検証データも示していただき、トリプルガラスにすると陽の光の恩恵を十分受けられないことがわかったため、「トリプルガラス+樹脂サッシ」の窓ではなく、「ペアガラス+複合サッシ」の窓に変更しました。

結局、1箇所を除き「ペアガラス+複合サッシ」の窓を採用しましたが、それでも断熱等級6の評価を得られました。実際に住んでみても、冬は陽の光が暖かくて心地よく、快適です。

8.床暖房を採用しなかった

我が家では、リビングの床は最初から下記の2択で考えていました。

  • 床暖房+挽板フローリングにする
  • 床暖房を採用せず無垢フローリングにする

迷った結果、床暖房より無垢フローリングに惹かれたため、床暖房は採用しませんでした。

無垢床は熱に弱いため、床暖房と併用できないケースが多いです。覚えておきましょう。

9.エアコンのルーバーをなくした

我が家が打ち合わせを始めた最初の段階では、設計担当さんにある程度細かい仕様をお任せして、プランを作成してもらっていました。
当初から設計担当さんに提案してもらっていたプランでは、リビングのエアコンを隠すようにルーバーを設置する予定でした。

当初の3Dパース

このルーバーは、設計担当さん一押しの提案ではありましたが、悩んだ結果、採用しないことに決めました。

採用しなかった理由は、メンテナンス性を考慮したためです。

ルーバー自体に埃が溜まりそうだったのと、エアコンの掃除がしにくそうだと思い、設計担当さんのこだわりを押し切って採用をやめました。

10.照明をダウンライトに変更

当初、玄関におしゃれなペンダントライトを採用する案もありましたが、これをダウンライトに変更しました。

理由は、下記のとおりです。

  • 地震が起きた時にライトが揺れて壁のウッドタイルを傷つけそうで心配だった
  • 持ち込みのテーブルランプを飾る可能性があった

結果、ダウンライトと靴箱下の間接照明のみでおしゃれに仕上げてくれました

また、トイレにブラケットライトを設置する案もありましたが、こちらも不採用。
トイレの中は目にする時間も短いし、そこにお金をかけるなら他の場所にかけたいと思い、なくてもいいという結論に至りました。

11.エコキュートを薄型から標準に変更

我が家は、建物の裏側にエコキュートを設置
隣家との境界から建物までは必要最低限しか離れていないので、スペースが狭くなっています

エコキュート設置の際は、メンテナンスをするために必要なスペースを確保しなければならないのですが、通常タイプのエコキュート背面を外壁側にして設置すると、定められたスペースが確保できませんでした。

エコキュートを設置するスペースが少ない

そのため我が家では、通常タイプではなく薄型のエコキュートを設置する予定でしたが、薄型のエコキュートのほうが導入費用も維持費もコスパが悪かったので、少し気になっていました。

ダメ元で設計担当さんに相談して調べてもらったところ、エコキュートを設置する向きを変えれば、変更可能ということが判明!
その結果、コスパのいい通常タイプのエコキュートに変更してもらうことができました。

エコキュートの設置する向きを変えれば、設置できる

12.庭を芝生から砂利に変更

こちらは外構の減額ポイントです。

我が家には小さいながらお庭があります。
最初に考えていたプランは、そのお庭を芝生にするというものでしたが、最終的には砂利に変更しました。

芝生をやめた理由は下記のとおり。

  • お手入れが大変そうだと思った
  • お庭のスペースがそこまで広くなく、芝生にするメリットをあまり感じられなかった
  • 庭を使うよりも見る時間のほうが多いと思った

最終的には、植栽を植えるエリアと砂利のエリアを曲線で区切り、少し日本庭園のような雰囲気もあるモダンな印象のお庭になりました。

減額調整のコツ|予算オーバーはダメ絶対!

注文住宅において、予算管理は超重要です。
打ち合わせを重ねていくと金銭価格がおかしくなってきますが、最初に決めた予算内に収めることを強くおすすめします。

予算オーバーのまま注文住宅を建てて後悔しないために、気持ちと予算の折り合いをつける減額調整のコツを伝授します!

優先順位を意識する

こちらの記事でもご紹介しましたが、注文住宅を建てるなら、まずは家族でよく話し合って優先順位を決めることをおすすめしています。

減額調整する際には、この最初に決めた優先順位を意識するといいでしょう。

予算オーバーしそうなら、まず優先順位の低いものから順にオプションなどを削減していくと、満足度を下げずに減額調整することができます。

「みんなやってるから」だけで決めない

家づくりの際は、インターネットやYouTube、SNSなどでいろんなことを調べまくりますよね(笑)

調べること自体は、とてもいいことだと思います。
ただ、調べる中で「みんながやっているから」という理由だけで、仕様の選択をしないようにしましょう。

なぜなら、みんなが取り入れているものは、必ずしもあなたにとって必要とは限らないからです。

「この仕様流行ってるのかな」「この仕様みんな取り入れてるな」と気になったものがあったとしても、一度立ち止まってください。
本当にご自身にとって必要なものかどうか、よく考えてみましょう。

ランニングコストも考慮して!火災保険や住宅ローン金利も減額対象

減額対象は、建物に直接関係するものだけではありません。

住み始めてからも、メンテナンス費用火災保険住宅ローンの金利など、ランニングコストはたくさんかかります。

詳しくはこちらの記事をチェック!

減額調整する際には、このようなランニングコストも考慮してみましょう。

特に、下記のような費用は減額できる可能性があります。

引っ越し費用

引越し業者によって、引っ越しにかかる費用が異なります。
相見積もりをとって、より安い業者を探してみましょう。

おすすめの一括見積もりサイトはこちら引越し侍

火災保険費用

火災保険も、相見積もりをとって比較することで安く抑えられるケースがあります。
実際に我が家も、相見積もりによって年間6万円も費用を抑えることができました!

おすすめの一括見積もりサイトはこちら

住宅ローン金利

住宅ローンは高額かつ長期間の借り入れになるため、金利の差が大きく影響します
仮に5,000万円を35年ローンで借り入れた場合、金利が0.1%上がるだけで、返済総額は約100万円の差が出ることも。

できるだけ低金利の金融機関で借りることができれば、トータルで考えて100万円以上もの減額につながる可能性があるのです。

おすすめの住宅ローン一括比較サイトはこちらモゲチェック

100万円以上も減額可能!?注文住宅の減額調整で効果的な項目8選

注文住宅の中で、特に金額が大きく左右される項目があります。
そのような項目を見直すことで、100万円以上の減額調整ができる可能性もあります。

減額できる金額が数十万円〜数百万円と大きく、「人によっては削ってもいいのでは?」と思う項目をご紹介します。

延床面積を減らす

延床面積を1坪減らすだけで、50〜100万円程度も減額できる可能性があります。
もし、「大幅な減額調整をしたい!」と思っているなら、検討してみるといいでしょう。

延床面積を減らすためのアイデアの一例をご紹介します。

  • リビングの面積を1坪減らす
  • 廊下を減らす
  • ウォークインクローゼットを通常のクローゼットに変更する
  • シューズクロークをなくして大きめの靴箱に変更する

このように、ご自身の生活スタイルを想像しながら、減らしても問題ない場所は削ってみましょう。

延床面積を減らすと、その分外構の面積が増えます。
外構の費用がどれだけ増えるかも同時に確認し、バランスをとりつつ検討しましょう。

シンプルな形の屋根にする

一般的な住宅でよく使われる屋根は、片流れ屋根・切妻屋根・寄棟屋根の3種類です。

屋根の種類は主に3種類「片流れ屋根」「切妻屋根」「寄棟屋根」

この3種類の屋根はそれぞれ費用が異なり、片流れ→切妻→寄棟の順で高くなります
もし特にこだわりがないなら、より安いタイプの屋根を検討してみましょう。

ちなみに、屋根の素材によっても費用は異なり、たとえば、スレートよりも陶器瓦のほうが高いです。
減額調整する際は、屋根の形に加えて、素材の変更も検討してみるといいでしょう。

素材を変更する際は、メンテナンスコストも考慮しましょう!

住宅の形状や間取りをシンプルにする

「コの字型・ロの字型の家」から「シンプルな正方形・長方形の家」に変更すると、50万円〜100万円程度減額できる可能性があります
なぜなら、凹凸が多い複雑な住宅形状にすると、外壁の面積が増え、その分使用する建材の量や施工する手間が増えるからです。

これは、「間取り」にも同じことが言えます。
部屋数や仕切りを減らすことにより、材料費や施工費の節約ができるため、その分減額できる可能性が高いです。

窓やドアなどの建具を減らす

窓やドアなどは、目安として1箇所につき5〜30万円程度の費用がかかります。
そのため、減額調整したいなら、建具の数をできるだけ減らすといいでしょう。

たとえば下記のようなアイデアがあります。

  • 勝手口を設けない
  • 用途のない窓を設置しない
  • 窓を小さくする
  • 普段は見えてもいい収納スペースの扉をなくしてロールスクリーンにする

建具を減らして減額調整する際にも、実際の生活をイメージしながら検討してくださいね。

窓やドアの種類を変更する

使用用途や断熱性能の違いなどにより、様々な種類の窓やドアがあります。

たとえば下記のように変更すると、減額調整することができます。

  • 玄関ドアを、電子錠のものから鍵穴のある鍵の通常タイプに変更する
  • 窓ガラスを、トリプルガラスからペアガラスに変更する
  • 窓のサッシを、両面樹脂からアルミ樹脂複合サッシに変更する

窓の種類を変更すると、家全体の断熱性能に影響します
北側の窓のみトリプルガラスにするなど、バランスをとりながら検討しましょう。

設備機器のグレードを下げる

設備機器は、同じメーカーであっても金額にかなり差があります

たとえばLIXILのキッチンの価格は、下表のようになっています。(2025年11月現在)

モデル価格
シエラS65〜84万円
ノクト93〜153万円
リシェル88〜280万円

このように、設備のグレードを下げることにより、100万円以上の減額ができる可能性もあるため、一度検討してみるといいでしょう。

また、設備機器は耐用年数が決まっており、いつかは壊れて交換する必要があります。
そのため、「新築の段階であまりハイグレードな設備を採用する必要はない」と考えることもできます。

ハウスメーカーごとに設定された標準仕様以外のモデルやメーカーを選んだ場合、グレードが低いものであっても逆に高くつくことがあるため、注意が必要です。
気になる場合は、営業担当さんに希望のメーカーやモデルを伝え、ハウスメーカー経由で見積もりを出してもらいましょう。

駐車場の仕様を変更する

注文住宅を建てる場合、駐車場スペースを設けるケースが多いかと思います。
駐車場スペースはかなり広い面積になるため、このスペースをどのような素材にするかが、費用に大きく影響します。

たとえば全面コンクリート仕上げから、タイヤ部分のみコンクリートにして隙間を砂利で埋める仕上げに変更した場合、減額できる可能性が高いです。

また、カーポートを設置する予定があるなら、それをなくすことによっても減額できます。

施主支給する

照明器具やタオル掛けなど、ハウスメーカーに任せずにご自身で手配することにより、減額調整が可能になります。
ただし、施主支給にはハウスメーカーの同意を得る必要もありますので、注意しましょう。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

減額調整で削ってはいけないポイント

ここまで、注文住宅の予算オーバーを回避するためにおすすめの「減額ポイント」をご紹介してきましたが、逆に「削らないほうがいいこと」もあります。
もし、ここでご紹介するような「削ってはいけないポイント」まで削らないと予算内に収まらないようであれば、住宅会社の変更も視野に入れたほうがいいかもしれません。

家を建ててから後悔することがないように、しっかり覚えておきましょう。

優先順位が高く削ることで満足度が下がるもの

「減額調整のコツ」でも触れましたが、減額調整する際には、優先順位を意識することが大切です。

当サイトでは、注文住宅の計画を始める際には、まず家族で話し合って優先順位を決めることをおすすめしています。
この、最初に決めた優先順位が高い項目を、減額調整の対象として削ってしまうのはやめましょう

なぜなら、優先順位の高い項目を削ると、家全体に対する満足度が低くなり、注文住宅を建てる意味がなくなってしまうからです。

注文住宅の最大のメリットは、それぞれのご家庭の生活スタイルに合わせて自由に設計できることです。
そのため、予算オーバーになりそうだからと言って

  • 家で映画を観ることが最優先だったけど、シアタールームを作るのを諦める
  • 広いリビングの家に住みたいから注文住宅にしたけど、リビングの面積を削る

といった減額調整をしてしまうのはもったいないです。
「それなら建売住宅やマンションでもよかったのでは?」という結果になり得ます。

優先順位が高く、削ってしまうと満足度が下がってしまうものを、減額調整の対象とするのは避けましょう。

家の性能に関する部分

家の基本的な性能に関わる部分を減額対象にするのも、おすすめできません。

おすすめできない減額方法は、たとえば下記のような仕様の変更です。

  • 断熱材のグレードを下げる
  • 耐震等級の高くない仕様に変更する
  • 地盤改良を妥協する

このような「住宅の性能」に関わる部分は、一度家を建てたあとでは変えることができません
そのため、このような項目を削ることによる減額調整は避けましょう。

まとめ:減額調整しつつ予算内で理想の家を建てよう

予算オーバーになりがちな注文住宅。
打ち合わせを重ねる中で、希望の条件を満たしつつ予算内に収まるようにしていくプロセスが「減額調整」です。

注文住宅は様々な仕様をあなた好みに細かく決めることができ、自由度が高いことが大きな魅力の一つです。
しかしながら、自由度が高い分、必要なものや好きなものをどんどん追加して費用が膨れ上がってしまう、ということが起こりがちなのも注文住宅です。

「予算オーバーになってローン返済が苦しくなってしまった」とか
逆に「必要なものを削りすぎて満足度が低くなってしまった」などという後悔をしないために、
減額調整のコツをしっかりと抑えておきましょう。

減額調整のコツ
  • 優先順位を意識する
  • 「みんなやってるから」だけで決めない
  • ランニングコストも考慮する

ベースとなる考え方は、「予算オーバーにならないように」「家族で十分話し合って」決めることです。
ぜひ、じっくり話し合いながら理想の家づくりを進めていってくださいね。

あなたの家づくりを応援しています!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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