【超重要】注文住宅のお金|資金計画や住宅ローン、維持費まで丸わかり!

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こんにちは!住友林業で注文住宅を建てました、あいすです。

家づくりを始めるにあたり、やはり気になるのはお金のことですよね。
特に注文住宅は高額。引越し後の生活で金銭的に苦しまないためにも、お金について考え理解するのは超重要なことです。

多額の住宅ローンを組むことになりそうだし、ちょっと不安だな⋯

その不安を解消するためにも、この記事でしっかり解説するよ!

多くの方にとって人生で一度きりとなるマイホームの購入
マイホームは金額も大きいので、「どれくらいの予算を組めばいいのか」「住宅ローンをいくら借りられるのか」など、不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

注文住宅に住み始めるまでには、

  • 土地購入のための費用
  • 建物の建築費用
  • 手数料等の諸費用
  • 引っ越しのための費用

など、様々な場面でお金が必要となります。
さらに住み始めてからも、固定資産税やメンテナンス費用等がかかります。

これらの費用をすべて把握した上で、家計の状況と照らし合わせ、資金計画を立てることが非常に重要です。

本記事では、注文住宅を建てる前に知っておきたい「お金」のことについて、家づくり経験者である筆者が解説していきます!

この記事でわかること
  • 注文住宅にかかるお金について
  • 住宅ローンの種類や低金利で借りる方法
  • 予算管理の大切さと予算の立て方

この記事を参考に、マイホームに対するお金の不安を解消し、後悔のない家づくりを出来るようにしていきましょう!

目次

注文住宅を建てるなら、まずは予算の把握から

注文住宅を建てるなら、まずは予算の把握から

注文住宅は高額です。さらに、理想の家に近づけようとすると、どうしても費用が膨れ上がってしまいます
そのため、注文住宅を建てる前に、あらかじめご自身の状況に合った予算を把握することをおすすめします。

詳しくはこちらの記事をチェック!

予算の把握は超重要!

注文住宅は、「持ち家」の中でも特に高額です。また、「住宅購入費」は人生の3大支出とも言われています。

それほど高額な注文住宅。高額すぎて具体的なイメージが沸かず、またハウスメーカー・工務店にいいように言われて、住宅ローン返済に苦労する生活になってしまうことも少なくありません。

住宅の購入を冷静に判断するためには、

  • いくらまでだったら払えるのか
  • 毎月の返済額がいくらであれば余裕のある生活ができるのか
  • 金利上昇リスクに耐えられるか

などを考慮し、予算を事前に把握しておくことが大切です。

予算把握の流れを解説

では、具体的にどのように予算を把握していけばいいのか、ご紹介します。

STEP
家計の収支を確認

予算を把握するためには、まず家計を把握する必要があります。

  • 何にいくら使っているのか(支出)
  • 給料はどのくらいか(収入)

これらを抜け漏れなく把握しましょう。

STEP
無理なく返せる金額を知る

借りることができる金額と、無理なく返せる金額は違います。

無理なく返済できる金額は、一般的には、年収の20%〜30%と言われています。
ただし、これは各家庭の家計の状況によって異なります

STEP1で把握した家計の「住居費(家賃・駐車場代など)」を、無理なく返せる金額(年収の20%〜30%)に置き換えてみてください。
置き換えた結果、毎年・毎月の収支がマイナスになった場合は、無理なく返せる金額ではないということになります。

STEP
住宅ローンのシミュレーション

シミュレーションサイトを活用して、住宅ローンの借入可能額毎月返済額を調べてみましょう。おすすめサイトは、【】です。

シミュレーションした結果と、毎月の収支を見ながら、具体的な返済のイメージをしてみてください。

STEP
簡易ライフプランの作成

STEP3までで、大まかな金額のイメージが出来たかと思います。
ただし、これは現在の状況でしかありません。

現時点では「無理なく返せる金額」でも、ライフスタイルの変化によって苦労したくはありませんよね。

人によって住宅購入のタイミングは異なります

  • 子どもが生まれる
  • 私立大学や留学などの高額な教育費がかかる
  • 定年を迎えて収入が減る

こういった「ある程度予測できる未来の費用」は、あらかじめ考慮してライフプランを作成しましょう

番外編
FP相談

ハウスメーカーや工務店経由で、無料でFP相談を受けられることがあります。

ただし、始めからこのFP相談に頼るのはおすすめしません。

なぜなら、ハウスメーカー経由のFPさんは、家を買ってもらうための資金計画を立てるのが仕事だからです。
もしFP相談を利用するなら、ご自身で予算を把握した上で、確認の意味で活用しましょう。

注文住宅の相場と費用の内訳

注文住宅にかかる費用と相場を解説!

そもそも、注文住宅を建てるためにはどれくらいの費用が必要なのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
ここからは、注文住宅の相場や、費用の内訳を見ていきましょう。

詳しくはこちらの記事をチェック!

注文住宅の相場を知ろう

国土交通省が発表している情報によると、土地を除いた注文住宅の平均価格は、下記のようになっています。

全国三大都市圏
平均3,935万円4,504万円
出典:令和4年度住宅市場動向調査報告書(国土交通省)

地域によって異なりますが、4,000万円前後であることがわかります。

土地の価格は、地域によってかなり差が出ますが、下記の通りです。

全国三大都市圏
平均1,819万円2,626万円
出典:令和4年度住宅市場動向調査報告書(国土交通省)

建物と土地の費用を合わせると、平均価格は下記の通りです。

全国三大都市圏
平均5,436万円6,787万円
出典:令和4年度住宅市場動向調査報告書(国土交通省)
※平均値のため「住宅建築の費用+土地購入の費用」の合計と誤差があります。

上記の「平均価格」は、建物や土地の大きさや立地にも左右されます。

土地の金額は、購入予定の土地の金額を見ていただければ、ある程度分かるかと思います。
建物の金額は、坪単価を見ることでより明確になります。
令和4年度住宅市場動向調査報告書のデータをもとに、土地を除いた建物建築費のみの「坪単価」を割り出したので、こちらを参考にしてください。

住宅建築の坪単価

全国三大都市圏
住宅建築費用3,935万円4,504万円
延べ床面積125.9㎡(約38坪)134.2㎡(約40坪)
坪単価約103万円約111万円
参考:令和4年度住宅市場動向調査報告書(国土交通省)

これらをまとめると、このように大まかな費用感を知ることができます。

建物(坪単価×希望延床面積)+ 土地(希望地の金額)= 大まかな金額

坪単価は、ハウスメーカーごとにかなり差があります。
住友林業の坪単価については、こちらを参考にしてみてくださいね。

注文住宅にかかる費用の内訳

上記で計算した金額は、ざっくりとした大まかな金額です。

実は、「坪単価」に含まれる金額は、「建物工事費用」のみであることが多く、付帯工事費用や手数料等が別途かかります
土地に関しても、仲介手数料や登記費用が別途発生します。
そのため実際には、さらに多くの費用が発生すると思ってください。

注文住宅に住み始めるまでにかかる費用の内訳を、具体的にご紹介します。

建物費用

項目詳細





本体工事建物の屋根や基礎などの構造に関わるもの
環境設備
機器工事
太陽光発電設備
提案工事オプション仕様の項目





屋外給排水
工事
生活に使う給排水の配管工事
屋内外ガス
工事
オール電化の場合は不要
冷暖房工事エアコン機器類
仮設工事工事中の足場や仮設トイレ・電気・水道
水道関係
費用
水道管の配線・配管
外構工事庭や駐車場などの外回り
インテリア
工事
照明やカーテン(ホームセキュリティが含まれることもある)
地盤改良
工事
液状化リスクの高い地域の場合高額








設計料専門的な知識や技術が必要な設計書作成に係る報酬
工事管理費安全基準に基づいた、自治体や民間検査機関への申請費用
ハウスメーカーや工務店が代理申請する場合、その手間賃も含まれる
確認申請
建設住宅性能評価申請
長期優良・技術的審査実施
地区計画
申請

土地費用

項目詳細
土地
取得費
全国平均は1,819万円
仲介
手数料
売買価格(税抜)×3%+6万円+消費税
土地登記費用司法書士の報酬や所有権移転の手数料
つなぎ
融資
土地を先行して融資を受けるための手数料や利息
印紙代土地の売買契約書に貼付するもの

その他諸費用

項目詳細
建物登記費用司法書士の報酬や税金
住宅ローン費用100万円以上かかることもあるので要注意
火災
保険料
1年以上をまとめて支払う
引越し
費用
3~4月などの繁忙期は高額
家具・
家電
新居に浮かれて新調しすぎると危険
家賃・
退去費用
あえてすぐに退去せず、ゆっくり新居の準備をするのもアリ

これらの多くの費用が発生することを理解し、予算ギリギリで購入しないよう注意しましょう。

住宅ローンの金利や借入方法について解説

住宅ローンの金利や借入方法について解説

マイホームを購入する人のうち、多くの人が利用する住宅ローン。
国土交通省の情報によると、注文住宅を取得した世帯の8割近くが住宅ローンを借りていることがわかります。

注文
住宅
分譲
住宅
中古
住宅
住宅ローンを
有する世帯
78.6%62.3%55.6%
参考:令和4年度住宅市場動向調査(国土交通省)

住宅ローンは、人生最大の借金になる可能性がある、大きな決断。
金利タイプや借入方法などによって将来の返済額も大きく変わるため、種類や特徴をしっかりと理解し、あなたにとって最適な組み合わせを選ぶことが大切です。

詳しくはこちらの記事をチェック!

固定金利と変動金利の違いと特徴

住宅ローンの金利タイプは、大きく分けて「固定金利」と「変動金利」の2種類があり、住宅ローンを契約する際には、どちらかを選択する必要があります。

特徴は、下記の通りです。

スクロールできます
固定金利変動金利
メリット返済額が一定で資金計画が立てやすい
金利上昇の影響を受けない
金利が低く設定されている
金利が下がると返済額の負担が軽くなる
デメリット契約時の金利は変動金利より高め
金利が下がっても恩恵を受けにくい
金利上昇リスクあり
返済額が将来的に増える可能性もある
向いている人収入や資産に余裕がなく、
毎月の返済額を一定に保ちたい人
ある程度の資産があり、金利上昇時に備えられる人
返済計画に柔軟性がある人

それぞれのご家庭の、収支状況やライフプランに合わせて選びましょう。

借入方法の違い【単独ローン/ペアローン/収入合算】

住宅ローンを選ぶとき、注目されがちなのは上記の「金利タイプ(固定金利 or 変動金利)」ですが、実は借入方法(契約方法)にも3つの種類があります。

単独ローン

夫または妻のどちらか一方が契約者となって住宅ローンを組む方法

ペアローン

夫婦それぞれが個別に住宅ローンを契約する方法

収入合算

住宅ローンの申込者(主債務者)の収入に、配偶者や親、子どもの収入を合算し、借入可能額を増やす方法

「どの方法を選べばいいか迷う⋯」という方のために、特に知っておきたいポイントを下記にまとめました!
ぜひこちらを参考にして、最適なものを選んでくださいね。

スクロールできます
単独ローンペアローン収入合算
借りられる
金額
少なめ
夫の収入のみで審査
多い
夫婦それぞれの収入で別々に審査
中程度
妻の収入の50%~100%を合算して審査
事務手数料
諸経費
1人分2人分1人分
住宅ローン
控除
夫のみ対象夫・妻それぞれが対象連帯保証型:夫のみ対象
連帯債務型:夫・妻両方
団体信用
生命保険
夫の死亡時のみローン完済死亡した方のローンのみ完済基本的に夫の死亡時のみローン完済
※住宅ローンの申込者(主契約者)を夫と仮定して作成

住宅ローンを低金利で借りるなら「一括比較サービス」が便利!

住宅ローンを利用する上でやはり気になるのは、「金利」ではないでしょうか。

そもそもの借入額が大きい住宅ローンは、金利の差がダイレクトに影響します
だからこそ、「できるだけ金利の低い住宅ローンを選びたい!」と考える方も多いかと思います。

住宅ローンを低金利で借りるなら、複数社を比較して最適な銀行を選ぶことが大切

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ぜひ、このような「一括比較サービス」を利用して、納得のいくローン選びを進めてくださいね。

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注文住宅に住み始めてからもお金はかかる!

注文住宅は建てて終わりじゃない!住み始めてからかかるお金

ここまでは、主に「注文住宅に住み始めるまで」のお金の話をご紹介しました。

しかし、家は建てて終わりではありません
新居に住み始めてからかかるお金についても、しっかり把握して備えておきましょう。

詳しくはこちらの記事をチェック!

住宅ローンの返済以外にかかるお金6選

注文住宅に住み始めてから、住宅ローンの返済以外にかかるお金は、下記の通りです。

項目概算
固定資産税戸建ての相場は年額10〜15万円程度
町内会費や
自治会費
年額約数千円〜1万円
通信費月額5,000円前後
火災保険・
地震保険
年額約1.5万〜3万円
年額約3万〜4万円
光熱費年額約1〜2万円程度
メンテナンス費用月額1万〜2万円積立
※金額は2025年6月現在の一例です。

それぞれの項目を大まかに解説します。

固定資産税

土地と建物の両方にかかる税金です。
税額は 固定資産税評価額 × 1.4%(標準税率)で計算され、具体的な金額は、地域や土地・建物の広さ、設備、築年数などによって異なります。

町内会費・自治会費

戸建てに住む場合、多くの地域で町内会や自治会への加入を促されます。
加入にあたっては「町内会費」や「自治会費」の支払いが必要で、金額は年間数千円~一万円前後が一般的です。
加入も支払いも任意ではありますが、防犯や防災の観点からも地域の方とのつながりは大切。加入しておくのが無難です。

通信費

インターネットの利用料や、テレビ視聴のための費用も、住み始めてから発生するランニングコストのひとつです。我が家ではインターネット回線のみ(光回線)を契約しており、月額約5,000円で利用中です。

火災保険・地震保険

万が一の災害や事故から生活を守るために必要なのが、「火災保険」です。金額は、補償内容や建物の構造・評価額などによって大きく異なります
住宅ローンを利用してマイホームを購入する場合、火災保険への加入は必須条件です。

水道光熱費(水道・ガス・電気)

住宅の仕様やライフスタイルによって金額に幅が出る項目です。

我が家(オール電化+太陽光発電)の場合はこちら

  • 電気代売電価格を差し引いて月額100円〜15,000円程度
  • 水道代月額3,000円前後
メンテナンス費用

持ち家に住む以上、建物や設備のメンテナンス費用は自己負担となります。
突発的に高額な修繕費が発生するケースもあるため、毎月少しずつでも「メンテナンス費用」として積立をしておくと、いざという時に安心です。

引越し後の生活まで考慮して予算を立てよう!

注文住宅を建てる人の多くが、資金計画の中心に「住宅ローン返済額」を据えて検討します。
しかし実際には、上記でご紹介したように、住宅ローン以外にも毎月・毎年発生する費用が多数あります

暮らしを快適に保つためには、住宅ローン以外の費用も含めてしっかりとシミュレーションしておくことが大切です。

まとめ【余裕を持った資金計画を】

この記事では、「注文住宅のお金」について、できるだけ漏れなく網羅できるように解説しました。

ポイントをまとめると、筆者からのアドバイスは下記の通りです。

  • 注文住宅を建てる前に、家計の状況を把握して予算を立てましょう
  • 注文住宅にかかる費用は、すべて漏れなく把握しましょう
  • 住宅ローンの特徴を理解して、最適なものを選びましょう
  • 引越し後の生活まで見据えて、無理のない計画を立てましょう

マイホームについて考えるのは、ワクワクしますよね。
しかし、理想のマイホームを追い求めていると、金額はどんどん膨れ上がってしまいます。
勢いで契約してそのまま計画を進めてしまうと、住み始めた後の生活が苦しくなるかもしれません

そのような事態を避けるためにも、この記事のポイントをしっかり抑えて、慎重に、余裕を持った家づくりをしていきましょう

みなさんの家づくりを応援しています!

今回ご紹介した各項目について「もう少し詳しく知りたい!」という方は、それぞれの詳細な記事も投稿していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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