実際どうなの? 住友林業の平屋|1年以上住んでわかった住み心地と費用感

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この記事でわかること
  • 住友林業の平屋の住み心地
  • 住友林業の家の性能

こんにちは!住友林業で注文住宅を建てました、あいすです。

住友林業の平屋に住んでいる筆者。その住み心地を一言で表すと、「快適」です。

せっかく戸建てを購入したのに、

  • 外の音がうるさくて気になる
  • 暖房をつけているのに寒い
  • 地震が来たら建物が壊れそうで不安

などという状況になってしまうのは嫌ですよね。

今回は、筆者が実際に住んでいる「住友林業の平屋」について、住み心地などの感想も含めて、家の性能を中心にご紹介します。
家づくりを考えている方の参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

住友林業の家について、こちらの記事でもご紹介しています。ぜひチェックしてみてください!

それではいってみましょう!

目次

我が家の概要:27坪平屋

我が家の写真

まず始めに、筆者が建てた家の概要を簡単にご紹介します。

2023年12月

住友林業と契約

2024年5月

着工

2024年11月〜12月

引き渡し〜引っ越し

家は関東にあり、延床面積27坪の平屋です。
間取りは現在2LDKですが、将来的に一つの部屋を壁で2つに区切って、3LDKとして使うことが出来るようにしました。

契約後から着工合意までの、打ち合わせの詳細なスケジュールや内容についてはこちらをチェック!

27坪という「広さ」や、限られた延床面積で快適に暮らす工夫については、別記事で詳しくご紹介しています。
本記事では住友林業の平屋全般の住み心地に焦点を当てていますので、「27 坪という広さそのもの」が気になる方はぜひこちらの記事も参考にしてみてください。

それでは、住友林業の家の性能や住み心地などをご紹介していきます。

住友林業の平屋「GRAND LIFE」とは

住友林業の平屋の注文住宅には、「GRAND LIFE(グランドライフ)」という商品名が付いています。
ここでは、住友林業の平屋商品「GRAND LIFE」の位置づけと、我が家が実際にどの仕様を選んだのかを、簡単にまとめておきます。

GRAND LIFE の特徴

GRAND LIFE は、住友林業が平屋のために用意している商品ラインで、「大開口の窓」「深い軒」「平屋ならではの伸びやかな空間設計」といった、住友林業の家づくりの強みを平屋の形に最適化したコンセプトが特徴です。

平屋は階段がないぶん、ワンフロアでの動線設計や、外とのつながり方が住み心地を大きく左右します。GRAND LIFE では、こうした平屋特有の「気持ちよさ」を引き出すために、大きな窓から自然光を取り込み、深く張り出した軒で夏の強い日差しを和らげる、といった設計思想が前提になっています。

商品ブランドとはいえ、間取りや仕様は完全に自由設計です。「GRAND LIFE を選んだから自動的にこうなる」というよりは、平屋に必要な要素が標準のベースとして整っている、と捉えるのがイメージに近いでしょう。

我が家が選んだ仕様

我が家も、この GRAND LIFE をベースに家づくりを進めました。 全体としては住友林業の標準仕様のなかから選び、特別なオプションを大量に積むのではなく、必要な部分だけ追加するといった設計になっています。

たとえば、このような仕様を選んでいます。

  • 大開口の窓と深い軒は、提案いただいたまま採用
  • 断熱材や窓のサッシなどは、基本的に標準仕様のまま
  • 北側の窓のみ、断熱性を意識して仕様を見直し

それぞれの選択がどう住み心地につながっているのかは、このあとの項目で詳しくご紹介します。

中2階プラン「プラスカイ」を採用しなかった理由

住友林業の平屋には、屋根裏空間を活かした中2階プラン「プラスカイ」という商品もあります。 天井の高さを活かして収納や趣味スペースを増やせるプランで、平屋のメリットを残しつつ床面積以上の空間が手に入る、という魅力があります。

我が家が住友林業で家づくりの計画を始めた当初は、まだ「プラスカイ」という商品が出たばかり、もしくはまだ誕生していなかった記憶があります。ただ、当時「プラスカイ」があったとしても、おそらく「GRAND LIFE」を選んでいたでしょう。

その理由はいくつかありますが、大きくは以下のとおりです。

  • 「階段がない平屋」というシンプルさを優先したい
  • 将来的にワンフロアで完結している方が生活しやすい
  • 掃除が面倒

プラスカイ自体は確かに魅力的なので、「家にちょっとした2階の空間が欲しい」「同じ敷地でもう少し床面積がほしい」という方には選択肢として有力だと思います。

住友林業の平屋にかかる費用

「住友林業の平屋って、高くない?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。 ここでは、坪単価の一般的な目安と、我が家の実際の費用感、そして「削ったところ・削らなかったところ」についてご紹介します。

住友林業の平屋の費用相場

住友林業は、いわゆる「ハイコスト系ハウスメーカー」。大手ハウスメーカーのなかでも、木質感の高い家づくりを得意とする会社です。

一般的に「やや高め」と言われることが多いですが、ネット上の情報を眺めても、坪単価は75万〜150万円が目安とされており、価格の差が広いです。平屋のGRAND LIFEに限って言えば、100〜140万円が相場とされています。

この坪単価というのは、あくまで「建物の本体価格」の話で、以下のような費用を含めるともう少し金額が膨らみます。

  • 付帯工事(地盤改良・外構など)
  • オプション仕様
  • 諸費用

平屋の場合、同じ延床面積でも 2 階建てに比べて屋根や基礎の面積が大きくなるため、坪単価がやや上がりやすい、というのも頭に入れておきたいポイントです。

数字はあくまで目安なので、「自分の地域・自分の間取りでいくらになるか」を知りたい場合は、最終的にはやはり見積もりをもらって比較するのが確実だと感じています。

住友林業の坪単価について、詳しくはこちらの記事をチェック!

我が家の費用感:坪単価約120万円

我が家の場合、契約時の坪単価は約120万円。上記でご紹介した相場のちょうど真ん中あたりの費用感です。

  • 平屋27坪・標準仕様中心
  • 大きく追加したオプションは少なめ
  • 外構と地盤改良が思ったより高額になった

といったなかで、最終的な総額は予算の範囲内に収めることができました。

打ち合わせの過程でいちばん意識していたのは、「標準仕様で十分なところに無理にオプションを足さない」というスタンスです。 住友林業の標準仕様はもともと質が高いので、よほど強いこだわりがある部分以外は、標準で組んでいくだけでもかなり満足度の高い家になります

逆に、「ここはどうしても譲れない」と思った窓まわりや、後から変えにくい構造・断熱などについては、価格で妥協はしませんでした。

高気密・高断熱で、冬は暖かく夏は涼しい!

日本には四季があり、1年を通して寒い日もあれば暑い日もあります。
冬は暖かく夏は涼しい、という家に住めたら嬉しいですよね?

そのような家にするためには、家の性能、特に「断熱性」と「気密性」が重要です
ここからは、我が家の実際の住み心地をもとに、住友林業の家の性能の高さについて語っていきます。

断熱性:我が家は断熱等級6

断熱性とは、夏の暑さや冬の寒さを室内に入れないようにする性能のことです。
日本の住宅においては「断熱等級」という評価基準があり、1〜7の7段階で分類されています。
「設計住宅性能評価書」や「建設住宅性能評価書」に明記され、断熱等級1が一番断熱性能が低く7が一番断熱性能が高いことを表しています。

断熱等級の数字が大きくなるほど、断熱性能も高くなるよ!

我が家の断熱等級は6です

家づくりの計画を始めた当初から、断熱性については重視していました。
ただ、断熱等級を上げるために工夫したことは、北側の窓を1箇所トリプルガラスに変更した程度。
その他には特段何かしたわけではありません。

  • グラスウールの断熱材
  • ペアガラス、アルミ樹脂複合サッシの窓

このようなほぼ住友林業の標準スペックかつ大開口の窓も設けた間取りで、断熱等級6の評価を得ることができました。

大開口の窓
左側に大開口の窓(我が家の3Dパース)

ちなみに断熱性能をより良くする手段としては、以下のような方法があります。

  • 断熱材を強化する(種類や厚みを変更する)
  • トリプルガラス・オール樹脂サッシの窓を採用する
  • 玄関ドアを断熱性能の高いものにする
  • 窓の面積を減らす

地域によって、断熱材や窓の種類などの標準仕様が異なる場合がありますので、まずは営業さんにご自分の地域での標準仕様は何かを確認してみてくださいね。

断熱等級を上げたいという方は、あらかじめ設計士さんに伝えておくと安心です
また、必ず間取りを確定する前に、「このプランの断熱等級を教えてほしい」と確認しましょう。

気密性:賃貸よりも圧倒的に快適

断熱等級の話をしましたが、それだけに囚われてはいけません。断熱性が良くても気密性が悪ければ、快適な家にはなりません

気密性とは、簡単に言うと「建物全体に空気が出入りする隙間がどれくらいあるか」という意味です。
隙間が多ければ気密性が悪い、隙間が少なければ気密性が良い、ということになります。
気密性能を上げることで、断熱効果が向上する換気効率が上がる、といったメリットがあります。

気密性を表す具体的な数値として「C値」というものがあり、C値が小さいほど隙間が少なく、気密性能に優れていると評価されます。
ハウスメーカーによってはC値測定を行なう場合もありますが、住友林業ではC値測定をする制度はなく、我が家も測定はしていません

実際に住んでみた体感ではありますが、賃貸に住んでいた時よりも圧倒的に気密性は高いと感じています。

リビングに大開口の窓を設けていますが、そこからの隙間風は感じません
家の前の道路を通る車の音もうるさくなく雨音に気づかないこともあります。

また、室内の扉を開放しておくと、ある程度の暑さ・寒さであれば、リビングのエアコン1台だけで家中すべて対応できます。

ただ、住み始めてから1箇所、冬に隙間風が気になり手直ししてもらったのですが、

大きなすべり出し窓は注意が必要!

すべり出し窓というのは、こんな感じで外側に開く形の窓です↓

参照:LIXIL(https://www.lixil.co.jp/lineup/window/hint/select_room/)

窓の構造的に両端がきっちり閉まるようになっているため、中央部分に僅かな隙間が生じる。

室内の空気が暖かいため、それに引っ張られて外の冷たい空気が中央部分の隙間から入って来てしまう。

こんな感じみたいです。

結局、窓の閉まり具合の微調整と、24時間換気の強さの調整で、多少改善されました

気密性が高いと家の隙間が少なくなるため、建物全体の換気をすることも大切です。
換気の方法についてもしっかりと意識して計画を進めましょう。

住み始めてから冬と夏を超えた感想

引き渡しから1年半が経ち、冬と夏の季節をそれぞれ越えてきました。
思えば賃貸アパート時代は、夏の直射日光を顔面に浴びながら起こされ、風が強い日は窓からの隙間風でカーテンが揺れ、冬はスリッパがないと冷たくて歩けない、という生活でした。それが今では比べ物にならないくらい、一年中快適です。

2度の冬を超えた感想

リビングのエアコン1台でも、家中がじんわり暖まる。 「足元が冷えてしんどい」と感じる日はほぼなく、冬でもスリッパは履いていません。 大開口の窓から差し込む日差しが、部屋の中央まで届き、暖かくて心地いいです。

2度目の夏を迎えての感想

夏は、軒が深いおかげで陽の光がかなり遮られ、エアコンの効きがとても良いです。 リビングと寝室のエアコンをつけておけば、廊下や玄関まで涼しく保てます。

ちなみに、我が家は屋根に太陽光パネルを設置しており、電気が余ったら売電しています。ほとんどエアコンを使わない季節は、月の電気代がマイナスになったこともありました。

平屋だからこそ活躍する「大開口の窓」と「深い軒」

住友林業の特徴でもある「大開口の窓」と「深い軒」。平屋だからこそ、最大限にその能力を発揮します。

風と陽の光を取り込む設計

住友林業の家は、機械の力で暖かさや涼しさを保つというよりも、風や太陽などの自然の力を利用するような作り方がされています。

実際、風の流れまで考えて設計プランを提案してくれたのは、住友林業だけでした。

我が家のリビングもこんな感じで大開口の窓を採用していて、軒もしっかり出ています。

我が家のリビング
住友林業の家の特徴である深い軒

実際に住み始めて、大開口の窓と深い軒のありがたみを日々実感しています。我が家が快適なのはこれらのおかげだと言っても過言ではありません。

軒の深さで季節をコントロール

窓と軒があることにより、季節に応じて適度に陽の光を取り込んでくれるため、快適な空間を作ることが可能になります。

窓があれば陽の光を取り込むことができる」というのはなんとなく想像できると思いますが、一年中陽の光が入ってきてしまうと真夏は暑いですよね?

そこで「深い軒」が重要な役割を担います。

太陽は東から昇って西へ沈みますが、太陽の高度は季節によって異なります

  • 夏は太陽高度(南中高度)が高く、昼間は真上から陽の光が降り注ぐ
  • 冬は太陽高度(南中高度)が低いので、陽の光は斜めから差し込んでくる

つまり軒が深いことにより、真夏の太陽は遮り真冬の太陽は取り込むことが出来るのです。

耐震性:耐震等級3以上の安心感

地震の際は家がシェルターのような役割を果たすので、家にいるのが一番安全です

このように営業さんが言っていたのを覚えています。もちろん、その言葉だけを信じて「耐震性がいい」と言うわけではありません。

耐震性については耐震等級という評価基準がありますが、まず、耐震等級は最上級の3であることが前提だと思ったほうがいいでしょう。日本は地震大国なので、耐震等級3以外は避けたほうが安心です。

この家に住み始めてから、まだ大きな地震を経験していないため、実際のところどうなのかはわかりません。
その上で、住友林業の耐震性の特徴をご紹介します。

ビッグフレーム構法で建築中の住友林業の家

住友林業の家は独自の「ビッグフレーム構法」が採用されています。
その構造の最大の特徴である「ビッグコラム」という柱は、一般的な木造住宅の柱の約5倍の太さがあります。
このビッグコラムと基礎や梁を、太い金具で繋いでいます
接合部が弱いと地震の揺れに耐えられないので、この太い金具も耐震性を保つ大きな役割を果たしています。

気になる方はぜひ住友林業のWebサイトで確認してみてくださいね!
住友林業HP

なぜ「平屋 × 住友林業」を選んだのか

ここまでは、住友林業の平屋の「性能」と「住み心地」を中心にお話ししてきました。最後に、そもそもなぜ平屋を選んだのか・なぜ住友林業を選んだのかという、家づくりの根っこの部分を施主目線でお伝えします。

我が家が平屋を選んだ2つの理由

我が家が平屋を選んだ大きな理由は、以下の2つです。

  1. 子育て期から老後まで同じ間取りで暮らせる
  2. ワンフロアで家事動線も短く、家族の気配を感じられる

階段の上り下りや2階の掃除といった負担を最初から無くせるのは、想像以上に快適でした。

なお、平屋全般のメリット・デメリットについては【 平屋のメリット・デメリットを徹底解説】 に、間取りの工夫は 【平屋の間取りこだわりポイント4選】にまとめています。

防犯・プライバシー・採光で工夫したこと

平屋を検討する際に気になるのが、防犯・プライバシー・採光の3点。我が家も設計段階で意識的に対処しました。

防犯

すべての窓が1階にあるぶん侵入リスクは上がりやすいので、道路から見える位置の窓は最小限にし、窓はすべて防犯ガラスを採用するなどの工夫をしました。詳しくはこちらの記事で解説しています。一軒家は強盗や空き巣が怖い?新築一戸建てにおすすめの防犯対策9選

プライバシー・採光

窓の配置を工夫して外からの視線を抑えつつ、大開口の窓と深い軒で適度に光を取り込む設計にしました。

最終的に住友林業を選んだ決め手

数あるハウスメーカーの中から住友林業に決めた理由を整理すると、次の4つです。

なお、住友林業と積水ハウスを比較検討した経緯は 【住友林業と積水ハウスを比較】という記事で詳しくまとめています。ここでは特に、「平屋を建てる」という視点に絞ってお伝えします。

1.「風の流れ」まで設計提案してくれた

窓の位置で家の中を抜ける風をどう作るか——そこまで提案してくれたのは住友林業だけでした。家を「機械で空調するもの」ではなく「自然の力を活かす場所」として設計してくれる姿勢が印象的でした。

2.標準仕様の質が高い

オプションを大量に採用しなくても、ほぼ標準仕様で断熱等級6・耐震等級3が成立するのは、大きな安心材料でした。詳しくは 【住友林業】ほぼ標準仕様で断熱等級6・耐震等級3!住宅性能も高かった でご紹介しています。

3.木質感の高い住空間

木の家を得意とする住友林業ならではのデザイン性で、室内の雰囲気に木の温かみが出ます(【住友林業の特徴】 も参考にしてください)。

4.平屋商品「GRAND LIFE」が整っている

平屋の実績が豊富で、平屋向けの設計ノウハウが蓄積されている会社のほうが、結果的に良い家になりやすいと感じました。GRAND LIFEのコンセプトと設計提案力が、最終決定の後押しになりました。

まとめ:特徴を理解して検討しよう

今回は「住友林業の平屋」について、家の性能実際の住み心地費用感などをご紹介しました。

家づくりを始めるにあたっては、ハウスメーカーごとの特徴やメリット・デメリットを把握する必要があります。
もし「住友林業に興味がある」「話を聞いてみたい」という方は、筆者が住友林業へお繋ぎすることも可能です。
紹介することで紹介割引(特典など)を受けることもできますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

ハウスメーカー選びや情報収集の方法については、こちらの記事もぜひチェックしてください!

もしハウスメーカー選びで迷っている方がいるなら、我が家の担当だった元ハウスメーカー営業さんが、住友林業のことに限らず第三者目線で相談に応じてくれます。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

皆さんの家づくりの成功を願っています。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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