注文住宅の購入はいつが良い?【タイミングを解説】

注文住宅購入のタイミング
この記事のポイント

注文住宅を購入するタイミングを2つの視点に分けて解説しています。

  1. 年齢や家族状況などのライフイベントからみる購入のタイミング
  2. 1年を通して、お得に・効率よく購入できるタイミング 

こんにちは!あいすです。
今回は、『注文住宅を購入するタイミング』について解説します。

注文住宅を購入するタイミング?
欲しいと思ったときに買えば良いんじゃないの?

「欲しいと思ったときに購入する」これも間違いではありません。
しかし、せっかく購入するのであれば、良い時期に購入したいですよね。

良い時期とは、注文住宅をお得に買える・効率よく家づくりを進められる時期のことです。

この記事は、筆者の実体験に基づいて解説しています。
ハウスメーカーや工務店と契約する前に、ぜひ一度読んでいただきたい内容です。

良いタイミングで注文住宅を購入して、より良い家づくりにしていきましょう。

それでは、いきましょう!

目次

【ライフイベントからみる】注文住宅を購入するベストなタイミングは?

人生には、結婚出産子育て退職など様々なライフイベントがあります。
ここでは、注文住宅が購入されやすいライフイベントや、筆者がおすすめするタイミングについて紹介していきます。

注文住宅が購入されやすいライフイベントは、以下の3つです。

  • 妊娠・出産
  • 子どもの入園・入学
  • 子どもの独立

この3つを詳しく説明する前に、
周りの人は何歳で購入しているのか見ていこう!

注文住宅を購入した年齢(全国平均)

国土交通省の「令和4年度住宅市場動向調査報告書」によると、注文住宅を購入した人の年齢は30歳代が最も多くなっています。

出典:令和4年度住宅市場動向調査報告書(国土交通省)

また、厚生労働省が発表している「令和5年人口動態統計月報年数(概数)の概況」では、第1子出生時の母の平均年齢が31.0歳となっています。

やっぱり、妊娠・出産・子どもの入園が関係する年齢で
注文住宅を購入している人が多いんだね!

「妊娠・出産」のとき

子育てや子どもの教育に適した住環境にしたいという気持ちから、妊娠・出産の時期に家の購入を検討する人が多くいます。

また、子どもが小さい時は音漏れの問題が気になります。
生活音を気にしなくても良い一戸建てを検討するなかで、注文住宅や分譲住宅が候補に挙がってきます。

「子どもの入園・入学」のとき

子どもの通学や精神的な負担を避ける目的で、入園・入学の時期に家の購入を検討する人も多くいます。

学校は子ども自ら登下校するので、家と学校が離れていると事故や事件に巻き込まれる可能性が高まります
学校との距離を考えて引越しを検討することが、住宅購入のきっかけになります。

また、子どもにとって『転校』は大きなストレスです。
新しい環境は誰だって緊張します。友達も新しく作らなければいけません。
そのため、「転校しない=その地域で長く暮らす」という考えから住宅購入の検討に至ります。

筆者は小学生の時に転校したよ。
とても苦労したから、自分の子どもには転校の経験をさせたくないと思ってるよ。

「子どもの独立」のとき

子どもが成長して親元を巣立ったときも、住宅を購入するきっかけになります。 
子どもが家にいなくなるわけなので、今までと同じような広さは必要ありません。部屋も余ってしまうでしょう。

また、老後を見据えたバリアフリー設備の導入平屋の検討は、オーダーメイドである注文住宅に向いています。
退職金が手に入ったり、ある程度の資産が築けている老後だからこそ、老後に適した家に住むために注文住宅の購入が検討されます。

【筆者のおすすめ】注文住宅は「子どもができる前」がおすすめ!

筆者が、子どもができる前の購入をおすすめする理由は、
『注文住宅に全力でエネルギーを注げる』からです。

現在、筆者は住友林業で建築中です。
打ち合わせを進めるうえで特に驚いたのは、決めること・やることが多い!ことです。

毎週のように打ち合わせをしたよ。

オーダーメイドなので、決めることが多いのは当たり前です。
筆者自身が甘く見ていたのかもしれません。
また、比較検討したうえで決めていきたい性格だったので、モデルハウスや実物の見学にたくさん行きました。

そんな、決めること・やることが多い注文住宅。

子どもがいたら、こんなに入念な打ち合わせはできていなかった。

振り返ると率直にこう思います。

もちろん、子どもを連れて打ち合わせに来ているご家族もたくさんいました。
しかし、人間誰しも気力・体力は限られています。 思考力や判断力にも、限界があります

注文住宅はオーダーメイドです。
たくさん調べて・見て・向き合った分だけ、より良い家が完成します。
子どもがいるご家庭は「親戚に預かってもらう」ことも検討しながら、家づくりを進めていくことをおすすめします。

家づくりを楽しむ気持ちは、忘れずにね!

【何月がおすすめ?】お得に注文住宅を購入できるコツ

続いて、注文住宅をお得に購入するコツに注目して解説します。
これから紹介することを知っているだけで、数十万円単位で得することもあり得ます。

数十万円単位…?
本当…?ウソクサイ

例えば、衣類や家電を購入する時、セールを意識される人も多いのではないでしょうか?
同じように、注文住宅にもセールのような割引が受けやすい時期があるのです。

注文住宅は高額だから、割引のインパクトも大きいよ。
上手に活用してみてね。

コツ①:決算期に契約しよう!

決算期はその年度の売上や利益を報告する時期なので、各企業は売上アップに注力します。
そのため決算期は、少しでも売上を上げようと画策して大規模なセールを実施します。

注文住宅を扱うハウスメーカーや工務店も同様です。
決算期には、普段以上に割引やキャンペーンを実施することがあります

また、営業に課されているノルマも決算期ごとに決まっています。
契約数が営業の年収につながる仕組みなので、営業が上席から値引きを引き出すために頑張ってくれやすい時期でもあります。

家電量販店で決算セールをよく見るね。

コツ②:イベントに参加しよう!

ハウスメーカーや工務店は、不定期でイベントを開催しています。
イベントといっても怪しいものではなく、各社の紹介やモデルハウス・工場・実際に建てられた家の見学など、そのハウスメーカーや工務店に興味があるなら参加した方が良い内容です。

そして、そのイベントに参加すると数十万円以上の割引や「太陽光発電といった設備のプレゼント」「高級な仕様へアップグレードなどの特典が受けられます。

各ハウスメーカーや工務店によって、特典内容やその他の対象条件は異なります
ハウスメーカーや工務店がある程度絞れてきたら、「割引が受けられるイベントがあるって聞いたんですけど」と担当の営業に聞いてみても良いでしょう。

コツ③:引越しの費用を忘れずに!

引越し業者には、繁忙期通常期があります。

  • 繁忙期:2~4月
  • 通常期:5~1月
引用:大手引越事業者の月別引越件数(国土交通省)

繁忙期の引越し費用は、通常期の1.5倍〜2倍高額な費用がかかります。
引越し業者や荷物の量などにより価格に差は出ますが、繁忙期の引越しは約2倍かかると大目に覚悟しておきましょう。

引越し費用は忘れがちです。 
子どもの入園や入学・賃貸の更新などが重ならず、引越し時期を調整できるのであれば通常期の引越しを見据えて家づくりを進めていくことがおすすめです。

コツ④:行政の補助金を活用しよう!

国では、住宅を購入すると補助金がもらえる事業を実施しています。
2024年度の事業名称は「子育てエコホーム支援事業(国土交通省)」です。

条件を満たせば、100万円の補助を受けることができます。 
しかし、この事業で気を付けなければいけないのは先着順であることです。

引用:子育てエコホーム支援事業の2024年度申請状況(国土交通省)

2023年度は9月28日に上限到達したみたいだよ!

また、都道府県や市町村といった地方自治体も、移住・定住促進などを目的に補助事業を実施している可能性があります
行政が実施する補助事業の申請期間や対象要件を事前に確認して、家づくりのスケジュールを立てていくのも良いでしょう。

行政の補助金は、毎年度変わります。補助事業が廃止になることもあります。
必ず、最新情報を事前に調べておきましょう。

最後に

注文住宅を購入するタイミングについて解説してきました。
筆者が考えるベストタイミングをまとめると次のようになります。

子どもができる前に建てる
決算期を狙って値引きを最大限引き出す
イベントに参加して特典をもらう
5~1月の通常期に引っ越せるように調整
行政が実施する補助事業を活用する

今回は「注文住宅」に特化して解説しました。
ここで紹介したベストタイミングは、参考にしていただきたい選択肢の1つです。

紹介したベストタイミングじゃないと損!だめ!
という意味ではないよ

  • 老後に適した家に建て替える
  • 広い家が欲しいから収入がアップしたタイミングで購入する
  • 子どもと一緒に新しい家の空間を考える
  • 引越し費用は高額だけど子どもの入学時期に合わせる
  • 行政の補助金は終了したけど早めに家が欲しい

どれも自分や家族が納得して決めたのであれば、それが正解です

家づくりは自分のペースで。
楽しめるペースで進めてください。

この記事が、注文住宅の購入を検討している人のヒントになれば嬉しいです

以上です!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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