【実体験】注文住宅入居後のトラブル8選とその対応策

この記事でわかること
  • 入居後から5ヶ月の間に起きたトラブル
  • トラブルの原因と対応

先日、入居までの間に起きたトラブルとその後について紹介しました。

上記で紹介した内容を軽く振り返ると、ポイントは以下の2点です。

  • トラブルは起きるもの
  • ハウスメーカーに任せっぱなしにしない

これは入居までに起きたトラブルについてですが、入居後もやはりトラブルが起きました
その都度各方面に連絡をとって対応しましたが、初めてのことだらけで正直大変でした

今回は、注文住宅の入居後に起きたトラブルと、その対応などについて紹介します。
マイホーム入居後のトラブルで困っている方に参考になる内容なので、ぜひ最後までご覧ください。

それではいきましょう!

目次

収納扉の不具合

概要

リビングに造作収納があるのですが、その扉に不具合が発生。
マグネットでくっついていてプッシュすると開閉できる扉なのですが、扉が開きにくくなっていました

原因

マグネットの力が強すぎて、プッシュして開けた時にマグネットがくっついてしまい、扉を強く引かないと開かなくなっていたようです。

対応

現場監督さんに相談したところ、1ヶ月点検の際に見てくれることに。
その結果、マグネット部分にテープを貼ることで問題が解決出来ました。

コンセントが固い

概要

コンセントの抜き差しがかなり固い箇所がありました。
特に洗面台のコンセントはドライヤーを毎日抜き差しする必要があり、使いにくかったです。

原因

これは不良品等ではなく、メーカーの仕様上、最初は固く作られているものだそうです。
使っていくうちに少しずつ緩くなっていくようですが、逆に緩すぎると火花が散ったりして危険だということでした。

対応

電気屋さんに確認してもらいました
個体差があるかもしれないとのことで、替えの在庫部品も持ってきてくれて、取り替えて試したりもしましたが、そこまで大きく使用感は変わりませんでした。
結局、比較的抜き差ししやすいものと交換して使うことにしました

水道水が臭い

概要

入居後1~2週間ほど、水道水、特にお湯を出すと、今までに嗅いだことのない臭いがしていました。
シンナーのような、とにかく臭い異臭です。
湯船にお湯を張っても臭くて入れなかったほどです。

原因

近所で水道管工事などをしていると臭いが出る可能性もあるようですが、筆者の場合はそのような実態もなく明確な原因はわかりませんでした
現場監督さんや水道屋さんに聞いても、あまりこのような例は聞いたことがないようでした。

対応

臭いについては、お湯をたくさん流すうちにだんだんと消えていきました。
それでも心配だったので現場監督さんに伝えたところ、ご厚意で水質検査をしていただけることになりました
水質検査の結果、どの数値にも異常はなかったため、現在は問題なく使用できています。

水垢がひどい

概要

食洗機で洗ったあとの食器や、軽く水拭きしたあとの洗面台の鏡に、目立つ水垢が付いてしまうのが気になりました
賃貸時代はここまで水垢が気になることはなかったので、何か水道水に不具合があるのかと疑っていました。

原因

ネットで調べたところ、地域によっては水垢が出やすい水質の場合があるとのことでしたが、筆者の場合は明確な原因はわかりませんでした

対応

現場監督さんが水道屋さんや自治体などに確認してくれました。
結局原因が明確にわからなかったため、仕方ないことだと捉え、水滴が付いたらその都度拭いて対応しています。

インターホンの不具合

概要

入居時からインターホンモニターの動きが不安定だったのですが、しばらくするとついに動かなくなってしまいました。
ボタンを押してもモニターが表示されず、インターホンを押しても音が聞こえないという事態になりました。

原因

電気屋さんも頭を悩ませていましたが、機器自体の初期不良ではなかったようなので、おそらく配線がうまくいっていなかったのが原因でした。

対応

まず現場監督さんに連絡したところ、電気屋さんが来てくれることに。
電気屋さんが初期化などを試しても解決できず、応急処置として壁からの配線ではなく近くのコンセントから電源をとることで対応
その後、インターホンのメーカーの方と直接連絡をとり、メーカーの担当者さんが来て配線を確認し、念の為基盤を交換してくれて無事に直りました

窓からの隙間風

概要

入居時期が冬だったのですが、夜寝る時に上部にあるすべり出し窓から冷たい風が吹いていました
手を当てて確認したところ、確かに窓枠のあたりから冷たい風を感じました。

原因

原因は施工不良などではなく、窓の構造と、家の気密性によるものでした。

窓の構造

問題の窓は以下のような幅が広い横長の滑り出し窓です。

滑り出し窓
出典:LIXIL(https://www.lixil.co.jp/lineup/window/hint/select_room/)

左端と右端がしっかり閉まる構造になっており、どうしても中心は隙間ができやすいようです。
確かに風を感じたのは、両端ではなく真ん中あたりでした。

気密性

昨今の注文住宅は気密性が良くなっているそうです。

気密性というのは、「建物全体に空気が出入りする隙間がどれくらいあるか」ということで、気密性が良いというのは、建物の隙間が少ないということを意味します。

建物で換気扇などから室内の空気が外に出ていくと、出ていった分の空気を外から取り込もうとしますが、気密性が良いとなかなか外気が入ってくる隙間がありません
給気口以外に外気が入ってくる可能性があるのが、玄関扉や窓を開けた時、そして窓のわずかな隙間です

我が家は24時間換気の機能がついているのですが、空気は排気口から出ていき給気口から室内に入ってくるという仕組みです。
排気量が多かったために、給気口以外で一番隙間が空いている窓から外の空気が入ってきていたようです。

対応

現場監督さんが窓口になり、職人さんと一緒に来てくれました。
窓の閉まり具合の調整と、24時間換気の強さと排気量の調整により、多少改善されました。

排水管から異音がする

概要

入居後3ヶ月ほど経ったとき、湯船のお湯を抜くと、浴室に隣接した場所にある洗濯機の排水口からポコポコと音が鳴り始めました。
毎回鳴るわけではなかったので様子を見ていたのですが、トイレを流すと洗濯機の排水口から、お風呂のお湯を流すとキッチンの排水口から、というように、いろんな箇所からポコポコ音がするようになりました

原因

排水口や水道管が詰まったわけではなく、空気の逃げ道がないため音が鳴っていたようです。

対応

3ヶ月点検のあとの出来事だったため、現場監督さんではなくメンテナンスセンターの担当者さんに連絡しました。
即日見に来てくださり、排水口をいじっているうちにひとまず直ったのですが、すぐに再発。
再度連絡したところ水道屋さんが来てくださり、外にある汚水桝の蓋を、空気を逃がすための弁が付いた蓋に取り替えてくれました
その後は全く音が鳴らなくなりました。

お風呂にゴミが浮いている

概要

ある日、湯船に溜まっていたお湯を沸かし直した際に、湯船に大量のフワフワしたホコリのようなものが浮いているのを発見
よく見ると、ピンク色の綿埃のようなものでした。

原因

結局原因はわかりませんでした。

対応

健康に害のあるものだと困るので、給湯器のメーカーに直接連絡してみました。
電話口で状況を説明したところ過去の事例などを調べてくれたのですが、同じような事例は見つからず口頭での対応は難しいとのことでした。
市販の風呂釜洗浄剤を使ってみて、直らなければハウスメーカーに連絡して直接状態を見てもらってからの対応になると言われました。
結局、給湯口のカバーを毎回外してしっかり掃除していたら、その後はゴミが浮かんでくることもなかったので、ひとまずそのまま使用しています。

最後に

今回は、注文住宅入居後に起きたトラブルと、その後について紹介しました。
いかがだったでしょうか。

筆者は今までずっと賃貸暮らしだったこともあり、初めてのトラブルだらけで戸惑いました
次から次へと問題が出てくるし、メーカーによってはなかなか連絡がとれないこともあって、大変でした。
賃貸なら管理会社にある程度お任せできるので、持ち家ならではの大変さかもしれませんね。

注文住宅の不具合などはできれば引き渡し前までに解決しておきたいですが、入居後生活していく中でしかわからない問題もあると思います。

同じようなトラブルで困っている方や不安な方に、少しでも参考になれば幸いです

以上です!
最後までご覧いただきありがとうございました。

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