- 住友林業の申込制度について
- 申込金5万円を支払うことで何ができるのか
- 申し込みから契約までの流れ
こんにちは!住友林業で注文住宅を建てました あいすです。
住友林業で注文住宅を建てたいと考えているみなさん。
住友林業では契約前に5万円を支払う「申込制度」があるのをご存知でしょうか。

申し込みって絶対しないといけないの?



住友林業で契約したい人は、申し込みが必要だよ。
この「申込制度」は他のハウスメーカーにはない制度のため、5万円支払うことに不安を感じる方もいるかもしれません。
5万円の申込金を支払うことにより、具体的には下記のようなことをできるようになります。
本記事では、申込金の使い道や契約までの流れについて、実体験をもとに詳しく解説します。
5万円を支払う意味をしっかり理解して、納得した上で申し込みに進みましょう。
それでは、いってみましょう!
住友林業の「申込制度」とは


住友林業には、他のハウスメーカーと違い「申込制度」というものが存在します。
本契約(工事請負契約)の前に5万円を支払って申し込みをする、というものです。
一見「お客さんに優しくない制度だな」と思われるかもしれませんが、この5万円を支払うのにはきちんとした理由があります。「申込制度」は住友林業側にも施主側にも、双方にとって優しい制度です。
住友林業の「申込制度」について、詳しく解説していきます。
住友林業では契約前に5万円を支払う必要がある?
注文住宅を建てるためには、通常、下記のような流れで契約まで進みます。


一方で「住友林業で注文住宅を建てたい!」という場合は、下記のような流れになります。


このように、住友林業で注文住宅を建てたいなら、まず「申込金」として5万円を支払う必要があります。
この後の項目で詳しく解説しますが、申込金5万円を支払い「申し込み」をしないと、設計士さんに間取りを作ってもらったり、詳細な見積もりを出してもらうことができません。
なぜ住友林業だけ「申込制度」があるのか
住友林業にだけ「申込金」を支払わなければならないと聞くと、「なぜなのか」気になる方も多いのではないでしょうか。他のハウスメーカーには支払う必要がないのに、なぜか住友林業だけ⋯。
「5万円」はそう簡単に支払える金額ではありませんよね。そのため、申し込みするのをためらう方も多いかもしれません。
詳しくはこのあと解説しますが、支払った「申込金」5万円は、敷地調査や地盤調査などの費用に充てられます。
ただ、他の大手ハウスメーカーは敷地調査や地盤調査を無料で行っていることが多いです。
では、「なぜ多くのハウスメーカーでは、敷地調査や地盤調査を無料でできるのか」一度考えてみましょう。
敷地調査や地盤調査自体は、機械も人も時間も必要なので、いくらかお金はかかっているはずです。
そのため、地盤調査代として住友林業に「5万円」を支払うことは、おかしなことではありません。
しかしながら、多くのハウスメーカーでは敷地調査や地盤調査の費用の支払いを求めていません。つまり、必要な費用をどこかから賄っているわけです。
明確なことは公表されていませんが、おそらく多くのハウスメーカーで申込金が必要ない理由は、敷地調査や地盤調査のための費用を、実際に契約した人の見積もり金額に上乗せしているからです。
言い換えると、実際に契約した人は「見ず知らずの人の敷地調査や地盤調査の費用を支払っている」ということになります。
これらを踏まえると、住友林業の「申込制度」は、理にかなったお客さんに優しい制度であることがわかりますね。
住友林業に申込金5万円を支払うとできること


住友林業に申し込みを行い「申込金」5万円を支払うことで何ができるのか、具体的にご紹介します。
敷地調査・地盤調査を依頼できる
前述した通り、申込金を支払うことにより、敷地調査・地盤調査を依頼できるようになります。
注文住宅を建てる予定の土地がどれくらいの強度かを調査するもの。
- 土地の四隅と中央の土を採取してその性質を調べる
- 安全・安心な建物を建てるために、どの程度の地盤補強や地盤改良が必要かを検討する
安全性の高い家を建てるためには、必ず地盤調査を行わなければなりません。
なぜなら、適切な地盤補強を行わずに家を建ててしまうと、地盤沈下して家が傾いたりする可能性があるからです。
この地盤調査の費用だけでも、5万円以上かかることがほとんどです。(参照:住まいの安心研究所)
大手ハウスメーカーは無料で行っているケースも多いですが、住友林業では、申込金として5万円を支払うことにより、地盤調査を依頼することができます。
「他のハウスメーカーで地盤調査してもらった結果を使えばいいのでは?」と思った方もいるかもしれませんが、それは危険です。
参考にする程度ならいいのですが、設計プランごとに地盤調査するべきポイントが異なりますし、ハウスメーカーごとに工法が異なるため、使い回した地盤調査結果を完全に信用して家を建てることはできません。



我が家は地盤改良工事に約180万円かかったよ!
さらに、この「地盤調査」に加えて「敷地調査」も行います。
「敷地調査」というと、自分の土地の面積や高低差などの測量をするのが一般的ですが、住友林業では、近隣の建物の窓の位置なども詳しく確認してくれます。
こういった周辺環境も意識することにより、視線や日当たりにも配慮した間取りを書くことができます。
設計担当者をつけてもらえる
注文住宅を建てるにあたっては、設計担当さんが「間取りプラン」を作成してくれる場合が多いです。
担当の設計士さんが決まるタイミングや、設計士さんが間取りを作成してくれるタイミングは、ハウスメーカーごとに異なり、たとえば下記のようなケースがあります。
- 契約前は営業担当者が仮の間取りと見積もりを作り、契約後に設計担当が決まる
- 契約前であっても数回の打ち合わせ後から設計担当がつき、ヒアリングを行って間取り図を書いてくれる
- 施主側から希望すれば契約前でも担当の設計士をつけてもらえる
- そもそも設計士は打ち合わせに同席しない
住友林業は上記の1に近いパターンですが、契約前にもう一段階「申し込み」が加わるイメージです。


いきなり契約するのではなく、その前に申込金を支払って「申し込み」をします。
これによりパートナーとなる設計担当者が決まり、詳しいヒアリングの後、希望条件を反映した間取り図や詳細な見積もりを出してもらえます。
そのため、住友林業で契約することを視野に入れているなら、「申し込み」をしなければ他のハウスメーカーとの比較検討もできません。
具体的な値引きの提案などを受けられる
前の項目で、申し込みすることで詳細な間取りや見積もりを作成してもらえるとお伝えしました。
申し込み前にもらえる見積もりは、一般的な坪単価等に基づいた概算の見積もりです。申し込み後であれば、設計担当さんが作成したプランに基づいた、より詳細な見積もりを提示してもらうことが可能になります。
さらに、申し込み後に詳細見積もりを作成してもらう際には、キャンペーンや値引きの適用も可能になります。
住友林業の場合、たとえば下記のようなキャンペーン値引きがあります。
- マイホームパークにログイン後、コンテンツを視聴したあと応募すると、建築資金25万円プレゼント(※2025年10月現在の情報)
- 住友林業の宣伝目的のために見学を受け入れる「モニターハウス」として自宅を使うことにに了承すれば、数十万円程度の割引(※2025年10月現在の情報)
- 「住まい博」というイベントに参加し、特定の期間内に契約・着工すれば、数十万円相当の設備をプレゼント(※過去に実際行われたキャンペーン)
※時期やそれぞれの事情によって、適用できるキャンペーンや値引きできる金額は異なります
このようなキャンペーン値引きに加えて、値引き交渉もできるようになります。
住友林業側からすると、お客さんが申し込みするということは「契約するかもしれない」という状況であるため、営業さんも本気になります。
例えばお客さんが「この予算内に収まればなんとか⋯」と言っているような場合、申し込みをしていれば、営業さんが上司や会社を動かすことも可能になるわけです。
具体的な値引き額などがわかることで、予算内に収まるようにプランニングしていくことができます。
住友林業に申し込みする前に確認してほしい注意点


家づくりをしていると「5万円」が安く感じてしまうかもしれませんが、5万円はそう簡単に支払える金額ではありません。
支払ったあとで後悔しないために、申込金を支払う前に確認してほしい注意点をご紹介します。
申込金支払い後は原則キャンセルできない
申込金「5万円」を支払って申し込みしたあとは、原則としてキャンセルはできません。
また前述したとおり、住友林業で建てることになった場合は5万円は契約金の一部として利用されますが、住友林業と契約しない場合は返金もされませんので、注意しましょう。
敷地調査をする前の段階であれば返金可能な場合もあるようですが、支店によって対応が異なります。申込金を支払う前に、下記の点について営業担当さんに確認しておきましょう。
- 住友林業と契約した場合、5万円は契約金に充てられるか
- 住友林業と契約しなかった場合、5万円は返金されるか
- 返金可能な場合、返金条件はどのようなものか
よく検討した上で申し込みをするべき
「100万円支払えば仮契約できる」と聞いて、すんなり支払う人はなかなかいないと思います。その金額が5万円であっても、同じくらい慎重に検討するべきです。
「営業さんに勧められたからなんとなく申し込みをしよう」という考えだと、支払ったことを後悔することになりかねません。
下記についてしっかり確認し、「5万円支払ってもいい!」「5万円が返金されなくてもいい!」と思えるようになってから、申し込みするようにしましょう。
- 住友林業の家のデザインや性能、保証やアフターサポートが満足できる内容か
- 担当の営業さんとの相性は悪くないか
- 申し込み後はどのような流れで打ち合わせを進めるのか
- どんな設計担当さんがつくのか
【体験談】申し込みから契約までの流れを解説!


住友林業で注文住宅を建てることを検討している場合、契約前に申し込みする必要があるとお伝えしました。
では実際に、申し込みのタイミングはいつなのか、申し込んでから契約までにはどのようなことをするのか、我が家の経験を踏まえて解説します。
我が家の場合、下記のような流れで契約まで進んでいきました。
予算を決め、カタログ請求して情報収集したあと、5社に絞りました。
「まだその段階まで進んでない!」という方は、こちらの記事もぜひチェックしてください
ハウスメーカー候補5社のうちの1社が住友林業でした。
まずは、住友林業の営業担当さんと打ち合わせをしたり、入居者さん宅へ見学に行ったりしました。
STEP1のような打ち合わせを5回ほど重ねたあと、ちょうど大規模なイベントが開催される予定があり、そこに参加しました。イベント後の打ち合わせで、営業担当さんから「申し込み」してみないかとご案内を受け、その場で申込金をお支払いしました。
申し込みすることを決めた理由は、主に下記の通りです。
- この時点ですでに住友林業の家に惹かれていた
- この時点の申し込みであれば、優秀な設計さんが担当についてくれると案内された
- 住友林業が間違いなく最終候補に入るだろうと思ったため、このあとの打ち合わせをより有意義なものにしたかった
ここからは、より細かい打ち合わせを重ねていきました。
- 理想の家についてのヒヤリング
- 求める条件や希望の仕様など
- 間取りプランや予算に応じた詳細見積もり
このような細かい打ち合わせを進めていき、住友林業で家を建てるイメージがより具体的になっていきました。
申し込みから約1ヶ月後、住友林業との契約(工事請負契約)を締結しました。
最終的に3社ほどで迷いましたが、見積もりを比較して慎重に検討した結果、住友林業に決めました。
予算内に収まるように何度も見積もりやプランを調整してもらい、納得のいくハウスメーカー選びができたと思っています。
契約前にやるべきこともまとめていますので、こちらの記事もぜひご覧ください。
上記は我が家の実体験です。
時期や担当の営業さん、また、それぞれのご家庭の考え方によって、この流れは多少変わってくるかと思います。
たとえば我が家の場合、営業さんに最初にお会いしてから6回目で申し込みしましたが、もっと早い段階で申し込みの案内をされるケースもあるかと思います。
大事なのは、ご自身が納得した上で申し込みすることです。
営業さんに言われるがまま、なんとなく申し込みするのではなく、
- 住友林業が最終候補に入りそうだ
- 5万円が返ってこなくても後悔しないだろう
このように思えるようになってから申し込みをしましょう。
まとめ:納得した上で申し込みしよう
今回は、住友林業の申し込み制度について、実体験を交えて具体的に解説しました。
住友林業には、契約前の段階で申込金5万円を支払い「申し込み」をするという流れがあります。
申し込みすることにより、下記のことができるようになります。
申し込み後のキャンセルは原則できません。念の為、申し込み前に下記について営業担当さんに確認しておきましょう。
- 住友林業と契約した場合、5万円は契約金に充てられるか
- 住友林業と契約しなかった場合、5万円は返金されるか
- 返金可能な場合、返金条件はどのようなものか
一番大切なのは、ご自身が納得した上で申し込みをすることです。
5万円は決して安い金額ではないため、申し込みするかどうかは、慎重かつ冷静に判断しましょう。
このような方は、申し込みを検討してみるといいのではないでしょうか。
- 住友林業が最終候補に入りそうな人
- 5万円が返ってこなくても後悔しないと思える人
申込金の5万円は、住友林業で契約する場合は、契約金の一部として利用されます。
住友林業との契約を検討している方にとっては、全く損のないお金ですので、安心して申し込みしてみてくださいね。



後悔のない家づくりを応援しています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。






