- 住宅展示場に行ってはいけないと言われる5つの理由
- 住宅展示場に行く前にしておきたい4つの準備
- 住宅展示場へ行ったときに確認する3つのポイント
こんにちは!あいすです。
今回は、「住宅展示場の攻略法」について解説します。
住宅展示場には行かない方がいいって聞いたことがあるよ?
家づくりを始めるから、とりあえず住宅展示場に行ってみなきゃ
と考える人が多いみたい。これはおすすめできないよ。
事前準備なしで住宅展示場に行くのは、全くおすすめできません。
- なぜ事前準備なしで住宅展示場に行くのがおすすめできないのか?
- どんな事前準備をすれば良いのか?
- 住宅展示場に行ったら、何を見れば良いのか?
というポイントに絞って解説していきます!
住宅展示場のコツを学んで、上手に攻略していきましょう。
それでは、いきましょう!
住宅展示場に行ってはいけないと言われる5つの理由
住宅展示場に行く際には、以下5つの注意点があります。
- しつこい営業のきっかけになる
- 優秀な営業マンに当たらない可能性が高い
- 豪華な住宅展示場仕様の家に騙されやすい
- 予算オーバーのハウスメーカーに惹かれてしまうリスク
- とにかく断りにくい!そして疲れる!
しつこい営業のきっかけになる
軽い気持ちで住宅展示場に行くと、しつこい営業に苦労することがあります。
モデルハウスの見学では、まず初めにアンケートに記載するように促されることが一般的です。
アンケートには、個人情報や家づくりの希望・進捗具合などを記載します。
表向きは、家づくりについて適切な説明ができるように。
裏側は、営業のための情報収集になっています。
また、「正式な見積もりを出したい」「良いイベントがある」といった口実で、ほぼ100%次回の約束を取り付けようとしてきます。
ハウスメーカー側も、契約してもらおうと必死です。
こういったアンケートで入手した個人情報を使って、後日営業をかけてくることになるのです。
自宅まで営業が来たという人もいるよ!
優秀な営業マンに当たらない可能性が高い
住宅展示場は、予約なしでも行くことができます。
予約なしの方が「準備されることがないから気楽」と思われがちです。
しかし予約なしだと、たまたまフリーだった営業マンが対応することになります。
優秀で人気な営業マンは、お客さんとの打ち合わせが多いので住宅展示場で待機していることが少ないです。
そのため、「たまたまフリーの営業マン」が優秀な可能性は低い傾向にあります。
また、住宅展示場では対応した営業マンがその後の担当になるという文化があります。
筆者も予約なしで行った住宅展示場では、新人営業マンの対応が多かったよ!
豪華な住宅展示場仕様の家に騙されやすい
住宅展示場のモデルハウスは、お客さんの購買意欲を高めるために広く・綺麗で・豪華に建てられています。
注文住宅には、標準仕様と提案仕様(オプション)があります。
- 標準仕様
-
追加費用なしで選択できる基本プランに含まれた設備や仕様のこと。
例)床→突板、外壁→サイディング - 提案仕様(オプション)
-
追加費用を支払うことでグレードアップや追加できる設備や仕様のこと。
例)床→無垢板、外壁→タイル
住宅展示場のモデルハウスは、提案仕様(オプション)を多く採用しているから豪華に見えるのです。
その他にも、住宅展示場のモデルハウスは一般的な住宅より広い面積で建てられ、天井を高くすることで開放感も演出しています。
モデルハウスのデザインを自分の家に当てはめると高額な費用が発生してしまいます。
逆に高額な費用を避けるために標準仕様を選択すると、モデルハウスとのギャップに落胆することになります。
筆者が行った住宅展示場も、キッチンのグレードが最上級のハウスメーカーが多かったよ!
予算オーバーのハウスメーカーに惹かれてしまうリスク
住宅展示場のモデルハウスは、きらびやかです。
また営業トークも一流なので、高価格帯のハウスメーカーを見学すると気持ちが傾いてしまうリスクがあります。
予算オーバーなんだから、
そのハウスメーカーは選ばないんじゃない?
高価格帯のハウスメーカーは惹かれやすい理由があるんだよ!
あと、予算オーバーでも住宅ローンなら組めてしまうんだ。
Instagramで流れてくるような、おしゃれで洗練されたデザインが目の前に広がっていたら誘惑されないことの方が難しいです。
「予算オーバー」と頭ではわかっていても、
給料が増える可能性もあるから払えるんじゃないか?
共働きで頑張れば払えるんじゃない?
節約生活すればなんとかなりそう。
このように考えて、高価格帯のハウスメーカーを選ぶために根拠のない理由を探し始めてしまいます。
高価格帯のハウスメーカーは、モデルハウスに入った瞬間
「うわ、すごい!」と圧倒されたよ。
とにかく断りにくい!そして疲れる!
住宅展示場は、想像以上に疲れます。
興味のない話でも、断りきれずに説明を受けてしまい長時間拘束されます。
単純に、興味が沸かなければ
すぐに断ればいいんじゃない?
残念ながら、そんなに上手くいかないんだ。
ハウスメーカーの営業マンもプロです。
脳科学・心理学などに基づいた営業スキルを駆使して、断りにくい雰囲気を創り上げます。
また、ハウスメーカーによっては営業マンに「最低接客時間」が課されています。
この最低接客時間を守れないと営業マン自身の評価に傷がつくので、必死の案内を受けることでしょう。
住宅展示場では、最低でも1社あたり1時間。2~3時間かかることも珍しくありません。
1時間以上の説明を聞くだけでも疲れるうえに、営業マンの勧誘を断る労力も使わなければならないのです。
筆者も住宅展示場はすごく疲れたよ!
特に対面だから、早めに断ることが難しいんだ。
住宅展示場に行く前にしておきたい4つの準備
住宅展示場には、以下の4つの準備をしてから行きましょう。
- 予算を把握しておく
- 見学するハウスメーカーを絞っておく
- 住宅展示場にないハウスメーカーも候補に入れておく
- 周りにハウスメーカーを紹介してくれる人がいないか確認しておく
詳しく解説します!
予算を把握しておく
ハウスメーカーによって、注文住宅の価格は1,000万円以上も差があります。
また、提案仕様(オプション)で100万円の増額になることは珍しくありません。
予算オーバーのハウスメーカーを選ばないためにも、事前に予算を把握しておくことはとても重要です。
見学するハウスメーカーを絞っておく
ハウスメーカーの見学は、想像以上に疲れるものです。
1社あたり1時間以上はかかります。
また、営業の勧誘を流したりと精神的な疲労も溜まるでしょう。
そのため、予算オーバーやあまり興味のないハウスメーカーを見学してしまうと「ただ疲れに行っただけ」になってしまいます。
仕事やプライベートの合間を縫って、見学するわけです。
本当に興味のあるハウスメーカーのみ見学しましょう。
ハウスメーカーの候補を絞るには、カタログ請求がおすすめです。
カタログを読むと専門用語もわかるようになるよ!
住宅展示場にないハウスメーカーも候補に入れておく
住宅展示場にあるモデルハウスの多くは、大手のハウスメーカーです。
しかし、注文住宅を建てられるのは大手のハウスメーカーだけではありません。
- 中小規模のハウスメーカー
- 地域に根差した工務店
- 設計に特化した設計事務所
これらの選択が自分に合っている可能性もあります。
住宅展示場に出しているハウスメーカーのみを候補にしてしまうのは、非常にもったいないです。
周りにハウスメーカーを紹介してくれる人がいないか確認しておく
ハウスメーカーが実施する割引の1つに「紹介割引」という制度があります。
しかし、モデルハウス見学後は「紹介割引」を使えなくなるケースが多いです。
そのため、身近にハウスメーカーを紹介してくれる人がいないか確認しておくと良いでしょう。
- 紹介割引が受けられる
- 優秀な営業が担当になりやすい
住友林業の紹介割引であれば、筆者が力になれるかもしれません。
興味があれば「お問い合わせ」からご連絡ください!
住宅展示場へ行ったときに確認する3つのポイント
いよいよ住宅展示場に行ったときの解説です。
住宅展示場では、以下3つのポイントを確認しましょう。
- ハウスメーカーの強み
- ハウスメーカーの弱み
- 全体的な費用感
わからないことは、なんでも聞いてみる姿勢も大切に!
ハウスメーカーの強み
各ハウスメーカーによって、得意なことが異なります。
- 高気密・高断熱
- 全館空調
- IoT住宅
- 平屋
- 木の温もり
- 2階リビング
etc…
注文住宅はオーダーメイドです。
そのため多くの希望を叶えることができますが、得意なハウスメーカーに依頼した方が高品質・安価に実現できます。
例えば、全館空調を導入している実績が多いハウスメーカーは、ノウハウが蓄積されているので安心して工事を任せることができます。また、設備を大量発注することで価格を抑えることも可能です。
自分がこだわりたい部分に強いハウスメーカーを見つけよう!
ハウスメーカーの弱み
営業担当者は、自社の良いところを前面に押し出してきます。
そのため、ハウスメーカーの強みにばかり目が行きがちです。
しかし、ハウスメーカーの特徴を知るうえでは弱みにも注目しましょう。
断言します。弱みがないハウスメーカーはありません。
営業マンから「弱みはない」と言われたら、その営業さんを信用するのは止めましょう。
そのハウスメーカーを選択肢から外しても良いくらいです。
性能やデザインを良くすれば、高額になるという弱みになります。
価格を抑えれば、性能やデザインの質が下がるという弱みになります。
営業に「弱い部分はどこですか?」と聞いてみるのもおすすめです。
人の長所・短所と一緒だね!
筆者も積極的に弱みを聞いたよ。
全体的な費用感
インターネットで
しかし、間取りや選択する設備などによって価格が増減するのが注文住宅です。
そのため、各ハウスメーカーそれぞれに同じ条件を提示して全体的な費用感を把握しておきましょう。
30坪の平屋では、どれくらいの費用がかかりますか?
この質問で知りたいのは、予算の範囲内かどうかです。
予算の範囲内で契約できそうであれば、正式な見積りに進みましょう。
提案仕様(オプション)や諸経費など、契約後に費用が増額する要因はたくさんあります。
予算ギリギリのハウスメーカーを安易に選ぶのは避けましょう。
まとめ
住宅展示場の攻略について、イメージできたでしょうか。
攻略方法をまとめると、以下になります。
- しつこい営業のきっかけになる
- 優秀な営業マンに当たらない可能性が高い
- 豪華な住宅展示場仕様の家に騙されやすい
- 予算オーバーのハウスメーカーに惹かれてしまうリスク
- とにかく断りにくい!そして疲れる!
- 予算を把握しておく
- 見学するハウスメーカーを絞っておく
- 住宅展示場にないハウスメーカーも候補に入れておく
- 周りにハウスメーカーを紹介してくれる人がいないか確認しておく
- ハウスメーカーの強み
- ハウスメーカーの弱み
- 全体的な費用感
住宅展示場は、ハウスメーカーを選ぶための貴重な情報源です。
モデルハウスを見学することで、インターネットやカタログではわからないことを知ることができます。
しかし、軽い気持ちで住宅展示場に行くと後々苦労することも事実です。
注意点を知って、準備をしたうえで住宅展示場に行きましょう。
モデルハウスを見るのは純粋に楽しいよ!
イメージを膨らませながら、見学してみてね。
以上です!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。