戸建ては強盗が怖い|在宅時の不安を減らす防犯対策をセコム導入者が解説

- 警察庁の統計で見る、戸建てが強盗に狙われる実際のリスク
- 在宅中の強盗被害を防ぐ対策の優先順位と「どこまでやれば十分か」の目安
- もし在宅中に侵入されたときに、命を守るための行動手順
こんにちは!住友林業で注文住宅を建てました、あいすです。
闇バイトによる強盗被害のニュースを見た夜、「戸建ての我が家は大丈夫だろうか」と急に不安になったことはありませんか?



強盗のニュースを見てから、夜になると怖くて眠れない…。
戸建てってやっぱり危ないの?



怖いと感じるのは自然なことだよ。
データと対策の順番がわかれば、怖さはちゃんと減らせるよ!
「戸建ては強盗が怖い」と感じている方は、あなただけではありません。
マンションと違って、戸建ては窓や出入口が多い家です。配偶者の帰りが遅い夜や、子どもと2人きりで過ごす時間ほど、不安が大きくなりますよね。
戸建てで強盗への不安を減らすために知っておきたいポイントは、次の3つです。
- 侵入窃盗の発生場所は一戸建てが最多。ただし件数はピーク時の約8分の1まで減っている
- 対策は「侵入に5分以上かかる家」を目安に、無料の施錠徹底→窓の対策→ホームセキュリティの順で進める
- 在宅中に侵入されたら「対峙しない・その場を離れる・110番」を家族で共有しておく
この記事を読めば、漠然とした不安を実際のデータで紐解き、具体的な対策まで考えられます。夜、安心して眠るための判断材料として、参考にしてみてくださいね。
それでは、いってみましょう!
戸建ての強盗が怖いのは自然な感覚|データで見る実際のリスク
「戸建ては強盗が怖い」と感じるのは、心配しすぎではありません。警察庁の統計を見ると、侵入窃盗の発生場所は一戸建てが最も多いからです。
一方で、件数そのものは20年以上前のピーク時から大きく減っているのも事実。
まずはデータから、怖さの正体を確かめていきましょう。
侵入窃盗の発生場所は一戸建てが約3割で最多
警察庁「住まいる防犯110番」の統計(令和6年)によると、侵入窃盗の認知件数は43,036件。そのうち住宅を狙ったものは16,962件で、全体の約4割を占めます。
発生場所別に見ると、一戸建て住宅は約3割で最多です。
ここで読み間違えたくないのは、この「約3割」は侵入窃盗が起きた場所の内訳だということ。「一戸建ての3割が被害に遭う」という意味でも、戸建てとマンションの被害率を比べた数字でもありません。
また、強盗そのものの頻度を示す統計でもなく、住宅の「侵入されやすさ」を考えるための参考データです。
そのうえで、戸建てにはマンションにない防犯上の弱点があるのも事実。弱点は主に次の3つです。
- 窓や勝手口など、侵入できる開口部が多い
- オートロックや管理人といった共用部の防犯設備がない
- 塀や植栽で死角ができやすく、外からの視線が届きにくい
裏を返せば、開口部と死角の対策をすれば、それだけ効果も大きいということ。戸建ては「危なくて怖い家」ではなく、「対策できる場所が多い家」と捉えることもできます。
侵入窃盗の件数はピーク時の約8分の1
意外に思うかもしれませんが、侵入窃盗の認知件数は、ピークだった2002年の338,294件から、2024年には約8分の1まで減少しています。
一方で、被害がなくなったわけではありません。
警察庁「令和6年(2024年)の犯罪情勢」によると、侵入強盗・侵入窃盗・住居侵入を合わせた「侵入犯罪」の認知件数は53,568件。前年より3.1%減ったとはいえ、今も年間5万件を超えています。
つまり「長期的には大きく減ったが、なくなってはいない」というのが実際のところ。過剰に怖がる必要はないものの、対策をしなくていい理由にもなりません。
怖さが増している背景に闇バイト強盗
件数が昔より減っているのに怖さが増して感じられるのは、闇バイト強盗のニュースの印象が強く残っているからでしょう。
警察庁も「令和6年の犯罪情勢」の中で、SNSで実行役を募集するタイプの強盗事件を情勢分析の対象として取り上げています。
事件のニュースを見た夜、布団の中で「うちは窓も多いし、入られたら逃げ場がないのでは」と思ってスマホで検索してしまう。この記事にたどり着いた方の中にも、そのような夜を過ごした方がいるのではないでしょうか。
体感の怖さと実際のリスクには、ズレがあります。だからこそ、感情ではなくデータと手順を知って備えることが、怖さを減らす近道になります。
闇バイト強盗に狙われやすい戸建ての特徴
闇バイト強盗を含む侵入犯罪では、実行前に下見や情報収集が行われるケースがあります。狙われやすい家の条件を知れば、「下見の段階で候補から外れる家」を目指せます。
下見で見られるのは「人目・侵入しやすさ・逃げやすさ」
ネット上でも「強盗はなぜその家を選ぶのか」という疑問をよく見かけますが、下見で見られやすいとされるのは主に次の3点です。
- 人目
-
通りや隣家から見えにくいか、近所付き合いが薄そうか
- 侵入しやすさ
-
無施錠の窓、登れる足場、隠れられる死角があるか
- 逃げやすさ
-
大通りや駅など、逃走しやすい経路が近いか
つまり「見られている」「入るのに手間がかかる」と思わせる家は、下見の段階で避けられやすいわけです。
我が家では新築の設計段階から、玄関周りを通りに面した位置に配置して、かつ外から屋内が見えない間取りにしました。
これから家を建てる方は間取りと外構で、すでに住んでいる方は「死角に物を置かない」「夜は灯を点ける」といった対策で、防犯効果は高められます。
資産情報は電話アンケートやSNSから漏れる
「強盗はなぜお金のある家がわかるのか」という疑問には、複数の情報経路が指摘されています。
代表的なのは、資産や家族構成を聞き出す電話アンケートやアポ電です。他にも、名簿業者などから流出した個人情報や、SNSに載せた家の外観や高額な買い物、旅行中の写真も経路になります。
いずれも「家の外に出た情報」が起点となっており、今日からできる対策は次のとおりです。
- 資産・家族構成・在宅時間などを聞く電話には答えず、すぐ切る
- 家の外観や住所が特定できる写真、長期不在がわかる投稿をSNSに載せない(旅行の写真は帰宅後に投稿する)
お金をかけずにできるうえ、下見・情報収集の段階で候補から外れる効果が見込めます。
「侵入に時間がかかる家」は狙われにくい
どこまで対策すればいいのかの目安になるのが、「侵入に5分」という基準です。
(財)都市防犯研究センターが、侵入犯罪の被疑者などに行った調査があります。
それによると、侵入に5分以上かかると約7割が諦めると回答しています。2分以内で諦めるのは約17%、2〜5分で約51%という内訳です。
この調査自体は平成期に行われた古いものですが、現在も警察庁や警備各社が引用し続けている信頼できるデータです。年数が経っても「侵入者は時間がかかることを嫌う」という行動原理は変わっていません。


この記事では、「侵入に5分以上かかる家にする」を物理的な対策の判断の基準にします。すべての防犯グッズを買い揃える必要はなく、「5分稼げるか」を考えればいいと思うと、対策できそうな気がしてきませんか?
在宅中の強盗被害を防ぐ5つの防犯対策
侵入犯罪には、留守中を狙う「空き巣」のほかに、就寝中に侵入する「忍び込み」、在宅中のすきに入る「居空き(いあき)」があります。
闇バイト強盗のニュースを見て本当に怖いのは、まさにこの在宅中・就寝中の侵入ですよね。
なお、玄関の位置や外構、防犯砂利など新築時にできる防犯対策の全体像は、別の記事で9つにまとめています。詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください。一戸建ての防犯対策9選|空き巣に狙われない家にする方法を施主が解説
ここからは「在宅中の強盗被害を防ぐ」ことに絞って、5つの対策を優先度の高い順にご紹介します。
在宅中も玄関と窓を施錠する
最初の対策は、無料で今日からできる施錠の徹底です。
警察庁の統計では、一戸建てへの侵入手口は無締り(無施錠の場所からの侵入)が約47.8%で最多。ガラス破りの約30.1%を上回ります(※最新の数値は警察庁の公表資料をご確認ください)。
つまり、「鍵をかけ忘れた家」が侵入被害の半数近くを占めているわけです。
しかも在宅中は油断しがち。ゴミ出しや庭仕事の数分間、玄関を開けたままにする。2階にいる間、1階の窓を開けっぱなしにする。夏の夜、網戸だけで寝る。どれか1つは、心当たりがあるのではないでしょうか。
在宅中の強盗被害を防ぐ第一歩は、「家にいるときも玄関と窓を施錠する」を家族のルールにすること。費用はゼロで、統計上いちばん多い侵入経路を塞ぐことができます。
ドアを開けずモニター越しで対応する
在宅中の強盗は、窓からだけでなく玄関から入ってくる可能性もあります。だからこそ、「誰が来てもまずドアを開けない」を基本にしてください。
- 来訪者にはインターホンのモニター越しに対応する
- 宅配便は置き配や宅配ボックスを活用して、対面を減らす
- ドアを開ける必要があるときも、ドアガード(チェーン)をかけたまま話す
- 心当たりのない点検・工事の訪問は、その場で契約や立ち入りを許可せず、業者名を確認してから会社に折り返し確認する
モニター付きインターホンがない場合は、ドア越しの声だけで対応しても失礼にはあたりません。「開けない対応」は今日からできる無料の防犯です。
防犯ガラス・補助錠で侵入に5分以上かけさせる
次はお金をかける対策です。優先すべきは窓。一戸建ての侵入口として特に多いのが窓で、ガラス破りは侵入手口の約30.1%を占めます。
ここで役立つのが「5分」の基準です。窓の突破に時間がかかるほど、侵入を諦めさせる効果が高まります。
- 防犯ガラス(CPマーク付き)
-
CPマークは、侵入までに5分以上耐えると認められた建物部品につく目印。新築・リフォーム時に選べます
- 防犯フィルム
-
既存の窓に貼って、ガラス破りにかかる時間を延ばせます
- 補助錠
-
窓や玄関に鍵を追加して「2ロック」に。数千円から導入できます
我が家では新築時に、侵入できる大きさの窓すべてにCPマーク付きの防犯ガラスを採用しました。
すでに建てた家やコストを抑えたい場合は、「防犯フィルム+補助錠」の組み合わせでも突破時間は延ばせます。まずは寝室や浴室など、人目につきにくい窓から優先してください。
防犯カメラ・センサーライトで狙わせない
カメラと照明の役割は、侵入を物理的に防ぐことではなく、下見の段階で「この家はやめよう」と思わせることです。
- 防犯カメラ
-
録画されるリスクを見せて、下見・実行の両方を抑止する
- センサーライト
-
夜間に人が近づくと点灯し、隠れて作業できなくする
我が家では防犯カメラ(セコム製ではない別メーカー品)を設置しています。人を感知すると室内の機器から音が鳴る仕組みなので、在宅中でも敷地に人が近づいたことに気づけるのが安心材料です。
警備会社のカメラと市販品の違いや費用感が気になる方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
在宅警備モード付きホームセキュリティで通報を自動化
最後は、月額費用をかけて「通報」を自動化する対策です。
ホームセキュリティは「留守中の見張り」と思われがちですが、大手各社には在宅中・就寝中に使える在宅警備モードがあります。在宅中でも窓や玄関のセンサーが作動し、異常があれば警備会社に自動で通報され、警備員が駆けつける仕組みです。
在宅時の強盗で怖いのは、「就寝中に侵入されたら、自分で110番する余裕がないかもしれない」という点。通報が自動化されていれば、家族が寝ていても異常発生と同時に外部へ知らせてくれます。
侵入者側から見れば「入った瞬間に通報される家」であり、警備会社のステッカー自体が下見段階の抑止にもなります。
費用や導入して感じた変化は、このあと筆者の実例をもとにお伝えします。
もし在宅中に強盗が入ってきたら|命を守る行動手順
考えたくはない場面ですが、「もし家に入られたらどうするか」を決めておくこと自体が、日々の不安を減らしてくれます。行動の原則はひとつだけ。「金品より命」です。
対峙せず、その場から離れて110番する
在宅中に侵入されたときの行動は、次の3ステップで覚えてください。
- 1.対峙しない
-
物音の正体を確かめに行かない。犯人と鉢合わせることが最も危険
- 2.その場から離れる
-
犯人の位置を確かめに行かず、安全に移動できる場合に限り、鍵のかかる部屋や屋外へ退避する
- 3.110番する
-
退避した場所から通報する。スマホは就寝時も手元に置いておく


たとえば、配偶者の帰りが遅い夜。子どもと寝ているときに窓の方から物音がしたら、確かめに行ってはいけません。安全に動けるなら子どもと一緒に施錠できる部屋へ移り、移動が難しければその場にとどまって、静かに110番します。
頭の中で一度シミュレーションしておくだけでも、いざというときの動きは変わります。
あわせて、家族で次のようなルールを決めておくと安心です。
- 夜中に異変があったら集まる部屋(施錠できる部屋)を決めて、スマホや子ども用の連絡手段を寝室に持ち込んでおく
- 「大きな物音がしても見に行かない」を家族全員で共有する
帰宅時に異変を感じたら家に入らず通報する
見落とされがちなのが、帰宅時の行動です。留守中に侵入した犯人とばったり会うと、空き巣が「居直り強盗」に変わる危険があります。
かけたはずの鍵が開いている。窓ガラスが割れていたり、網戸が外れていたりする。室内が荒らされた形跡が見える。帰宅してこうした異変に気づいたら、家に入らないでください。
その場から少し離れた安全な場所に移動して、110番します。犯人がまだ室内にいる可能性があるためです。
また、被害に気づいても室内を片付けないでください。現場の状態は捜査の証拠になります。
心配性がセコムを導入して変わったこと
ここからは、実際にホームセキュリティ(セコム)を導入した体験談です。「月額費用を払ってまで利用する意味があるのか」を迷っている方の判断材料になればと思います。
導入前は施錠を何度も確認するほど心配性だった
筆者はもともとかなりの心配性で、外出前に鍵の施錠を何度も確認する習慣がありました。
我が家は2024年に平屋(27坪3LDK)を建てました。平屋には、防犯の面で気になる特徴が2つあります。
- 寝室も含めて、すべての部屋が1階にある
- 窓の外はすぐ地面で、2階建てより「窓から入られたら」という想像が現実味を帯びやすい
だからこそ、施錠や設備の防犯については、建てる前の設計段階から真剣に考えました。
導入後は外出中・就寝中の心配が減った
我が家はセコムとアルソックの2社から見積もりを取り、比較の結果、セコムの方が安かったためセコムに決めました。
契約したのは「セコム・ホームセキュリティ スマートNEO」の買取プラン。筆者の場合、月額3,100円(税別)・初期費用31万円(税別)で導入できました。
月額3,100円は、1日あたり約100円。夜中の物音に耳を澄ませる時間が減ると考えれば、我が家にとっては納得感のある金額でした。
※ここでの金額はあくまで筆者の契約時のものです。料金は住宅の広さや機器の構成、時期によって変わるため、最新の料金はセコム公式サイトでご確認ください。[PR]
セコムを導入してから目に見えて減ったのが、外出時や就寝時の不安です。「鍵は閉めたかな」「留守中や寝ている間に家に入られたらどうしよう」と考える時間が短くなりました。
センサー作動時は5分以内に警察が到着した
万が一の時に「本当に素早く駆けつけてくれるの?」という疑問には、我が家の実体験で答えられます。センサーが反応した際、セコムからの通報で5分以内に警察が到着しました。
もちろん、警備員や警察が到着するまでの時間は、地域や道路状況、警備拠点までの距離によって変わります。それでも「異常があれば人が来る」体制を実際に確認できたことは、大きな安心につながりました。
実際の料金内訳や、買取プランとレンタルプランの違いは、こちらの記事で公開しています。
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強盗への不安が消えないときの考え方と対策の順番
「結局、何をどこまでやればいいの?」という問いに答えを出しておきましょう。
優先順位は「窓と施錠」「カメラ・照明」「ホームセキュリティ」
侵入犯罪への対策の判断基準は、ここまで見てきた「侵入に5分以上かかる家かどうか」です。対策の優先順位を3段階に整理しました。
| 順位 | やること | 費用の目安 | 対策の狙い |
|---|---|---|---|
| 1 | 在宅中も含めた施錠の徹底 ドアを開けない対応 電話やSNSで資産情報を出さない | 無料 | 侵入犯罪最多の無施錠侵入(約47.8%)を防ぎ、下見の候補から外れる家にする |
| 2 | 補助錠・防犯フィルム・防犯ガラス・センサーライト・防犯カメラなどを導入する | 数千円〜(防犯ガラスは工事を伴い、別途費用がかかる) | 突破に5分以上かけさせて侵入を諦めさせる/カメラ・ライトがあることで、下見の段階で避けさせる |
| 3 | 在宅警備モード付きのホームセキュリティを導入する | 月額数千円〜(買取プランの場合は+導入費用数十万円) | 異常時の通報を自動化し、駆けつけまで任せる |


まず1と2で「侵入に時間がかかる・監視されている家」を作り、それでも足りない部分を3で補うという順番です。全部を一度にやる必要はありません。
留守が多い・不安が強い人はホームセキュリティを検討
前述した優先順位のうち、3段階目の「ホームセキュリティ」まで必要かどうかは、立地と生活パターンで判断できます。
- 日中も在宅が多く、通りに面した人目のある立地なら 施錠の徹底と窓の対策(優先度1・2)までで、まずは十分です
- 共働きで日中は留守が多い、人目の少ない立地、または不安で眠れないほど心配なら ホームセキュリティの利用が向いています
ポイントは、ホームセキュリティが「防犯設備」というより「見張りと通報を人に任せるサービス」だということ。留守の時間が長い家庭や、心配する時間そのものを減らしたい人ほど、有効活用しやすいでしょう。
迷ったら、まず無料の資料請求や見積もりであなたの家での実際の金額を確かめてから判断すれば大丈夫です。
「そもそも自分にホームセキュリティは必要?」という段階の方向けに、判断基準とデメリットもまとめています。詳しくはこちらの記事をご確認ください。ホームセキュリティはいらない?デメリットと後悔しない判断基準を解説
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対策を決めたら「やれることはやった」と区切りをつける
最後にお伝えしたいのは、不安そのものとの付き合い方です。
防犯対策に「完璧」はありません。カメラを増やし、窓を強化し、警備会社と契約しても、「それでも万が一があったら」と考え始めるとキリがなくなります。
だからこそ、「侵入に5分以上かかる家にする」という基準で対策を決めたら、やり切った時点で区切りをつけてみましょう。
もうひとつのコツは、事件報道との距離の取り方です。
ニュースやSNSで強盗事件の映像を繰り返し見るほど、不安な気持ちが膨らみます。不安が強い時期は、事件のまとめ動画やコメント欄を意識的に閉じることも、立派な「対策」のひとつです。
よくある質問(FAQ)


まとめ:正しいデータを知り順番に対策しよう
この記事では、警察庁のデータで見る戸建ての実際のリスクと、在宅中の強盗被害を防ぐ5つの対策をお伝えしました。あわせて、万が一侵入されたときに命を守る行動手順も整理しました。
要点をまとめると、以下のとおりです。
- 侵入窃盗の発生場所は一戸建てが約3割で最多。ただし件数はピーク時(2002年)の約8分の1まで減っている
- 一戸建ての侵入手口は無施錠が約47.8%で最多。在宅中も玄関と窓を施錠するだけでリスクは下がる
- 対策の目安は「侵入に5分以上かかる家」。無料でできる施錠徹底→窓の対策→ホームセキュリティの順で進める
- 在宅中に侵入されたら「対峙しない・その場を離れる・110番」。帰宅時の異変は家に入らず通報する
- 対策を決めてやり切ったら、「やれることはやった」と区切りをつけて、事件の報道などと少し距離を置く
怖さは「正体がわからないまま抱えていること」で膨らみます。データでリスクの大きさを知り、優先順位どおりに手を動かせば、不安は少しずつ減っていくでしょう。
まずは今夜、寝る前に玄関と1階の窓がすべて施錠されているかを確認することから始めてくださいね。無料で今日からできて、統計上最も多い侵入経路を塞げる対策です。
そのうえでホームセキュリティまで検討したくなったら、こちらの記事を参考に、各社の料金プランを比較検討してみてください。



必要な対策をして、安心して暮らせますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!














