こんにちは!住友林業で注文住宅を建てました、あいすです。
現代社会において、多くの方が利用する「インターネット」。今や生活に欠かせないものとなっていますよね。

確かに、インターネットがないと困る!



ネットにはいろんな情報があるし、便利だよね。
インターネットを利用するためには、外出先ではスマホで完結、賃貸であれば始めからネット環境が整っていることも少なくありません。
しかし、新築戸建てでインターネットを利用するとなると、「いつからどのような手続きをすればいいのか」わからない方が多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、戸建てでインターネット(光回線)を使えるようにするためには、このような流れで進める必要があります。
ネット回線の申し込みから工事までには約1ヶ月程度、繁忙期になると3ヶ月ほどかかる場合もあるため、流れを知った上で、計画的に進めていくことが重要です。
この記事では、インターネット環境を整えるまでの流れや、ネット回線を選ぶ際の注意点などについて解説します。
- 戸建てでインターネットを使う方法と具体的な流れ
- ネット回線を選ぶ際の注意点とポイント
- 筆者がおすすめするインターネットサービス
「入居後しばらくネットが使えない!」「思っていたよりも料金が高い!」といった事態を避けるためにも、ぜひ最後までご覧ください。
それではいってみましょう!
新築でインターネット環境を整えるために知っておきたいこと


マンションであれば、あらかじめネット回線が引いてあり、「Wi-Fiルーターのみ用意すればインターネットを使用できる」というケースもあるかと思います。
しかし、新築戸建てに住み始める場合、そうはいきません。ご自身でネット回線の開通のための手配をして、環境を整える必要があります。
インターネット環境を整えるために、まず知っておきたいことをお伝えします。
戸建てでインターネットを使う方法3選
戸建てでインターネットを使う方法は、実は大きく分けて3種類あります。
ご家庭に合った方法を選べばいいのですが、基本的には「自宅に固定回線を引く」という方法がおすすめです。
なぜなら、できるだけ安定した通信環境があった方が、快適に暮らせるからです。
近頃はスマート家電なども増えてきており、そういった家電もWi-Fi通信を利用するので、複数のデバイスを安定的に繋げる方法が安心です。
ここでは、それぞれの方法を大まかにご紹介しておきます。
- 1.自宅に固定回線を引く
-
近くの電柱から宅内にネット回線を引き込む方法です。そこから各部屋に回線を通したり、ルーターでWi-Fiを飛ばしたりします。
自宅でインターネットを利用する場合、こちらの方法が一般的です。 - 2.ポケット型Wi-Fiやホームルーターを使用する
-
どちらも開通工事が不要で、端末が届いたその日からネットに接続できるのが特徴です。
外出先でインターネットを利用することが多く、自宅でも少しは利用したいという場合、持ち運びのできるポケットWi-Fiが便利。ただし、同時接続可能台数や、通信速度、対応地域などに注意が必要です。
一方ホームルーターは、コンセントに繋いで使用する据え置き型です。 - 3.スマートフォンのテザリングを利用する
-
スマートフォンのテザリング機能を使って他のデバイスも使用する、という方法です。
そもそもスマートフォンの利用がメインで、スマホの通信容量だけで十分な場合は、こちらの方法でもいいかもしれません。
この記事では、「1.自宅に固定回線を引く」という方法について、光回線を契約するという前提で解説していきます。
新築入居後すぐにインターネットを使うなら早めに契約を!
光回線を開通するためには、
- 光ファイバーケーブルを設置する「回線業者」
- 回線とインターネットを接続する「プロバイダ」
に申込みをする必要があります。
申込みしてから工事をして、実際にインターネット回線が使えるようになるまでには、ある程度時間がかかります。
通常1ヶ月程度、繁忙期には3ヶ月程度かかることもあるので、引き渡し日が決定したら、早めにサービス業者を選定して申し込み、契約してしまいましょう。
インターネット(光回線)申し込みのタイミングや開通までの流れ


開通までの流れは下記の通りです。
それぞれの項目について、具体的に解説します。
1.回線業者を選ぶ
回線業者とは、NTT東日本、NTT西日本など、光ファイバーケーブルを設置する業者のことです。
回線業者を選ぶポイントは下記の通りです。
- 対応地域かどうか
- 契約したいプロバイダサービスに対応可能かどうか
注文住宅の方で光回線を導入するつもりなら、まずは早い段階でハウスメーカー側に相談しておくことをおすすめします。
そうすることで、事前に配線ルートやルーター設置場所を計画でき、後から配線工事によって壁に穴を開ける必要もなくなります。
2.プロバイダを選ぶ
プロバイダとは、回線とインターネットを接続するサービスを提供する業者のことです。
回線業者とセットになったサービスもあります。
プロバイダを選ぶポイントは下記の通りです。
- どの回線業者に対応しているか
- サービスの月額料金や工事費用はいくらか
- 通信速度は問題ないか
これらのことを比較検討して、最適なプロバイダを選びましょう。
3.光回線のサービスを申し込む
回線業者とプロバイダを選んだら、申し込みを行います。
サービスごとに申し込む手順は異なりますが、Web上での申し込みが一般的です。
申し込みの際、工事の日程調整も行いますが、新築への敷設の場合は注意が必要です。
宅内への引き込み工事は引き渡し前にはできないケースがほとんどなので、念の為ハウスメーカーに確認し、引き渡し日を再確認しておきましょう。
なお、サービスごとに月額使用料や通信速度、エリアなどの内容が異なるので、サービスを申し込む際はご自身にあったプランを選んで申し込みましょう。
4.光回線の開通工事を行う
申し込み時に予約した日に工事業者が自宅に来て、契約者立ち会いのもと
- 宅内への引き込み
- 配線
- 機器の設置
等を行います。
なお、回線の引き込みをする際、状況によっては外壁に穴を開けたりビスを打つ必要があります。
工事業者の方から確認されると思うので、念の為問題ないかその場でチェックしましょう。
工事は引き渡し後に行うのが一般的です。
「いつから開通工事をしてもいいか」念の為ハウスメーカーに確認しておきましょう。
5.Wi-Fiルーター等の設置と設定をする
工事が終わったら、あとはご自身の使い方に合わせて設定をしていきます。
- Wi-Fi通信を利用したい場合は、無線LANルーターが必要
-
多くの方は、ご自宅でWi-Fiを利用するかと思います。
家電量販店やネットなどでWi-Fi用ルーターを購入して、設定を行いましょう。ルーターは、同時接続可能台数や通信速度などによりスペックも様々ですが、以下のようなものであれば、問題なく使用できます。
リンク - 有線でインターネットに接続したい場合は、LANケーブルが必要
-
テレビやデスクトップパソコンなど、有線で繋ぎたいデバイスがある場合は、LANケーブルを購入しましょう。
ケーブルも種類は様々なので、必要な通信速度や設置場所によって最適なものを選んでください。
細かい設定は必要なく、光回線が各部屋の情報コンセントまで問題なく通っていれば、コンセントとデバイスをケーブルで繋ぐだけで使用できます。
光回線を選ぶ際の注意点とポイント


ここからは、光回線を選ぶ際に気をつけたい注意点や、選び方のポイントについてご紹介します。
光回線の1G(ギガ)と10G(ギガ)は何が違う?
光回線には、1ギガのコースと10ギガのコースが存在します。
最大通信速度に違いがあり、簡単に言えば、10ギガの方が通信速度が速いです。
ただし、10ギガのコースで十分な通信速度を実現するには、下記のようにすべてを10ギガ対応にする必要があります。
- 10ギガ対応の光回線を引き込む
- 10ギガ対応のプランを契約する
- 10ギガ対応のルーターやケーブルを使う
- 最大通信速度の大きいパソコンやスマホなどのデバイスを使用する
これらのほとんどは、1ギガ対応のものよりも料金が高いです。
また、1ギガと比べて対応エリアも限定的です。
一般家庭なら1G(ギガ)で十分!
1ギガと10ギガの通信速度のイメージとしては、下記のように考えると良いでしょう。
- 1ギガ
-
一般家庭や少人数での利用に向いている。
メールなどテキストでのやりとりやWebの閲覧、動画の視聴など、日常生活においては問題なく使用できる。 - 10ギガ
-
オンライン会議や高画質での動画視聴、大容量のデータ通信などに適している。
eスポーツなどのリアルタイム通信や、大容量の動画編集・アップロードなどに便利。
このように、一般家庭で通常利用するなら、1ギガでも十分対応できます。
また先ほど解説した通り、10ギガの環境を整えようとすると、費用もかかるし制約もあります。
これらのことから、一般家庭では1ギガで十分だと言えます。
実は、我が家では実際に10ギガを想定して環境を整え、入居後数ヶ月間は10ギガプランを利用していました。
しかし、「そこまで必要ないかも」と思い、1ギガプランに変更。
結果、通信速度もそこまで変化なく、1ギガでも快適に問題なく使えています。
心配な方は、ハウスメーカーや回線業者に、「将来的に10ギガにも対応出来るようにしておきたい」と相談してみましょう。
プロバイダを選ぶ際は複雑なプランに注意
まず、プロバイダを選ぶ際には、下記のようなポイントをよく確認しましょう。
- 対応地域かどうか
- 契約予定の回線業者に対応しているかどうか
- サービス利用のための初期費用はかかるか
- 契約期間等に縛りはないか
その上で注意すべきことは、ネット回線のプランには複雑なものが多いという点です。
複雑なプランをよく理解しないまま契約すると、「最安値だと思ったけど実は違った」「必要ないサービスまで付いてきた」などという結果になることも。
たとえば、こんな言葉が出てきたら、よ〜く確認してください。
- 実質無料
- キャッシュバックキャンペーン
- 〇〇とセットでお得
必ずしも悪いものではない可能性もありますが、要注意です。
複雑な条件や制約があったりし、結局十分に恩恵を受けられない可能性があるからです。
とは言え、ネット回線を選ぼうとするとこのようなわかりにくいプランばかりで、正直何を選べばいいかわからない方もいると思います。
そこで参考までに、次の項目でおすすめのプロバイダサービスをご紹介します。
おすすめのプロバイダサービスは「@スマート光」と「マネーフォワード光」
筆者が実際に利用しているプロバイダサービスと、検討したプロバイダサービスを、参考までにご紹介します。
※ちなみに、こちらはプロモーションではありませんのでご安心を⋯
@スマート光
筆者が実際に利用している、光回線とプロバイダがひとつになったインターネットサービスです。
戸建て・1Gタイプ・通常プランの概要 | |
---|---|
月額 利用料 | 4,730円 |
事務 手数料 | 無料 |
開通 工事費 | 無料 |
最低 利用期間 | なし |
解約金 | 0円 |
その他 | 安心の定額・使い放題プラン 「高速通信サービスV6プラス」のオプション料金が無料 |
このように、とにかくシンプルなのが特徴。
通信速度も問題なく、月額料金も安いので、満足しています。
\ 詳しくはこちら /
マネーフォワード光
こちらも、シンプルな料金体系で速くて安いのが特徴のサービスで、光回線とプロバイダがひとつになったものです。
戸建てプラン1ギガの概要 | |
---|---|
月額 利用料 | 4,950円 |
事務 手数料 | 無料 |
開通 工事費 | 無料 |
最低 利用期間 | 24ヶ月以内の解約には解約金が発生 |
解約金 | 月額料金の1ヶ月分。25ヶ月目以降の解約金は無料。 |
その他 | 「V6プラス」を利用 「マネーフォワード ME」のプレミアムサービス スタンダードコースが無料になる |
こちらも、通信速度も速くて月額料金も安いのでおすすめです。
\ 詳しくはこちら /
まとめ【新築でインターネットを使うなら計画的に】
今回は、新築戸建てに住み始める際の、インターネット環境の整え方についてご紹介しました。
インターネット(光回線)を使えるようになるまでの流れを復習すると、下記の通りです。
申し込みから工事までは約1ヶ月程度、繁忙期には3ヶ月程度かかる場合もあります。
新居に入居後、できるだけ早くインターネットが使える環境を整えられるよう、計画的に業者の選定などをしていきましょう。
ネット回線は、
- 一般家庭なら1ギガコース
- できるだけシンプルなプラン
を選ぶのがおすすめです。



後悔のない家づくりができるよう、応援しています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。