- 見積もりの内容を調整するポイント
- ハウスメーカーを決めるまでの流れ
- 筆者のハウスメーカー決定までの経験談
注文住宅を建てようと考えている皆さんに向けて、これまでに以下の記事を投稿してきました。
今回は、こちらの続きの内容となっています。
上の3つの記事を先に読んでいただくと、今回の記事がよりわかりやすくなると思いますので、ぜひご覧ください!
Part②では各社の見積もりを比較する段階までを紹介しました。
ここから、いよいよハウスメーカー決定へと進んでいきます。
実際に注文住宅を建てた筆者の経験に基づいた内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
それではいきましょう!
見積もり比較のポイント
前回の「ハスメーカー選びPart②」の内容を軽く振り返っておきましょう。
ハウスメーカー選びPart②では、住宅展示場へ行ってから見積もり比較をするまでの過程を紹介しました。
その中で、各ハウスメーカーに作成してもらった見積もりを比較する際の最大のポイントは、「異なる条件を見つけること」だとお伝えしました。
注文住宅の見積もりは、単に金額だけを見て「A社よりB社のほうが安い」ということにはなりません。
いらない項目が入っていたり、逆に必要なものが抜けていたりすることはよくあります。
それらを見極めて、減らしたい項目や増やしたい項目があれば見積もりを再度作り直してもらうなど、精査していきましょう。
特に手数料などの「諸費用」が見積もりに含まれているかどうかは、必ず確認しましょう。
大きい金額になるので、後で含まれていなかったことが発覚した場合、かなりの痛手になります。
今回は見積もり比較の次のステップについて紹介していきます。
金額調整
まず前提として、注文住宅の計画を始める時には、予算を決めておきましょう。
注文住宅には、土地代と建物代以外にも、手数料や登記費用など色々な費用が発生します。
そのことを理解して無理なく住宅ローンを返済できるような予算を組みましょう。
お金の話については、以下の記事もぜひ参考にしてください。

ここで言う「金額調整」というのは、簡単に言うと「ハウスメーカーごとに減額・増額ポイントを見極める」ということです。
最初に出してもらった見積もりから、必要なものと不要なものを見極めていきます。
前回の「見積もり比較」の内容と被る部分もあるかもしれませんが、見積もり比較では主に項目の有無を比較したのに対し、ここでは予算に合わせて見積もりの内容を変更していく、というイメージです。
筆者は住友林業と契約しましたが、他にも数社見積もりを作成してもらっていました。
その中で、例としてアキュラホームと積水ハウスの話をします。
以下のような感じで各社見積もりの金額を調整していきました。
- アキュラホーム
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アキュラホームはミドル価格帯だったので、最初に出てきた見積もりは予算よりも1000万円ほど安い金額でした。
見積もりを見ていく中で、以下のように変更して再度見積もりを作ってもらいました。- リビングの床材をシートから挽板に変更
- 食洗機を深型に変更
- 断熱等級を6等級に変更
- 電気自動車用のコンセントを付ける
など
結果、500万円ほど金額がアップし、希望を盛り込むと、住友林業の見積もりと比較しても金額に大きな差がないことがわかりました。
- 積水ハウス
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住宅業界ではトップを行くような比較的高級路線の積水ハウスですが、予算を伝えていたにもかかわらず、最初に出てきた見積もりが500万円ほど予算よりオーバーしていました。
そのため、以下のように変更して見積もりを作り直してもらいました。- IoT設備(インターネットで住宅設備を管理できスマートホーム化出来るもの)をなくして一般的なものに変更
- 熱交換換気を自然換気(通常の24時間換気)に変更
など(他にもあったかもしれませんが、一例です)
結果、再度出してもらった見積もりでは300~400万円ほど安くなりました。

金額調整をしていくことで、自分が何を重要視しているのかを見つめ直すことも出来るよ。
家族で話し合う
ある程度各社の見積もりやプランが固まってきたら、一度冷静になって家族でしっかり話し合いましょう。
話し合うポイントとしては以下のとおりです。
- 自分たちにとって各社のメリットとデメリットだと思うことを改めて整理する
- 最終的な見積もりに抜けている項目はないか確認する
そして、更にハウスメーカーを絞り込んでみましょう。
この段階では、3社以内に絞り込むことをおすすめします。



筆者は、7社のモデルハウスを見学し、5社に見積もりを依頼し、この段階では3社に絞ったよ。
ハウスメーカー決定
ここから最終的に1社に決めていきます。
まずは、最終候補のハウスメーカー以外には、候補から外れた時点でお断りの連絡をしましょう。
「他のハウスメーカーにお願いすることにしました。ありがとうございました。」などと、簡潔に明確な理由を伝えたほうが良いです。
そうしないと、また営業の連絡がきて、家づくりに費やす貴重な時間を取られてしまいます。



お断りするハウスメーカーにも、時間をいただいたことに対する感謝の気持ちは忘れずに!
ここで候補に残っているハウスメーカーとは、積極的にやり取りを続けましょう。
- 話し合ったことをもとに、条件をさらに精査して、必要に応じてプランを修正してもらう
- 細かい仕様のことなど、気になることは漏れなく聞く
- 不安な点があれば素直に伝えて、納得できるまで説明を聞く
- 実際にそのハウスメーカーで契約した方が建てた家を見学させてもらう
このように、とにかく納得がいくまで情報を集めましょう。
高い買い物をするわけですから、自分たちがそのハウスメーカーについて説明できるくらいに詳しくなるのがベストです。
住宅展示場のモデルハウスは展示用に作られていますが、入居者さん宅は実際にご家族で生活をしている家です。
実際の規模感がわかりやすいですし、生活してみての感想を聞くこともできます。



見学を希望する場合は、営業さんにお願いしてみてくださいね。
筆者の経験談を少し紹介します。
- 性能についての不安
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住友林業に決める前に、「耐震性」の不安がありました。
それまであまり気にせず盲信していたのですが、積水ハウスの営業さんから「地震の際には基礎とのつなぎ目の性能が重要だ」という話を聞き、「そういえば住友林業で詳しく聞いていなかったな」と思い、住友林業に聞いてみました。
すると担当の営業さんが、性能に詳しい営業さんの上司の方の予定を取り付けてくださり、とても詳しく説明してくれました。
熱意をもって説明してくれたおかげで心の靄が晴れて、より住友林業に気持ちが傾きました。 - 決定打
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住友林業に決めた決定打は、設計士さんの提案力でした。
営業さんが筆者の家への思いを汲んでくれて、優秀な設計士さんを手配してくれました。
その方はモデルハウスの設計を担当するほどの優秀な方で、人気な設計士さんでしたが、今なら空いているということで私たちのために予定をおさえてくれていました。
その設計士さんもこだわりがありつつ、熱意があって私たちの要望を聞き入れてくれる方だったので、「この方にお願いしたい」と考え住友林業に決めました。
様々なやり取りを重ねるうちに、なんとなくそのハウスメーカーの色がわかってきます。
最終的に決めるのはあなた自身です。
重視するのは金額なのか、家の性能なのか、設備なのか、営業さんや設計士さんとの相性なのか、アフターメンテナンスなのか…
これは本当に人それぞれだと思います。
一番不安要素がなく、自分たちに合っていると思ったハウスメーカーを選びましょう。
最初に決めた家づくりの方向性と予算を改めて確認し、そこから大きくズレていないか、最後にもう一度チェックしてくださいね!
最後に
ハウスメーカー選びの道はここまで。
皆様、悔いなくハウスメーカーを決定できたでしょうか。
ハウスメーカーを決定したら契約しますが、契約時のポイントについてはまた改めて投稿させてください。
どのハウスメーカーに任せるか、とても悩むところですよね。
一度決めても「本当にこの選択でよかったのか」と迷いが生じることもあると思います。
筆者も、最後の最後まで慎重に悩みました。
でも、家づくりはこれから始まります。
今度は自らが決めたハウスメーカーとの信頼関係を築き、家づくりを進めていく必要があります。
理想の家が完成するまで、ハウスメーカーと2人3脚で頑張るつもりで取り組みましょう!
皆様の家づくりの成功を、心から願っています。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
以上です!
最後までご覧いただきありがとうございました。