住友林業で注文住宅を建てました あいすです。
今回は、ハウスメーカー選びの第一歩「カタログ請求」から「住宅展示場」に行くまでの過程について、筆者の経験談をもとにご紹介します。
- 筆者がカタログを請求する前に準備したこと
- 筆者のカタログ入手方法
- 筆者が感じた住宅展示場の注意点
- 【筆者の経験から学ぶ】反省点とアドバイス
ハウスメーカーを選ぶためには、まず最初にハウスメーカーの特徴を理解する必要があります。
そして、特徴を理解するためのツールとして代表的なものが『カタログ』と『住宅展示場』です。
大金持ちではない限り、マイホームは一生に一度の買い物です。
つまり、ハウスメーカー選びも一生に一度です。
筆者自身も、初めてのハウスメーカー選び、自分なりにインターネットで調べながら進めました。
しかし

事前に知っていたらもっと賢く選ぶことができたのではないか。
このように思うことがありました。
この記事では、ハウスメーカー選びの経験者である筆者の視点で、アドバイスや注意点をご紹介します。
ハウスメーカー選びで苦労や後悔をしないように、筆者の経験・体験談が、皆さんの家づくりに役立てば嬉しいです。
それではいってみましょう!
★ 全体の流れ(カタログ請求~住宅展示場)
筆者が辿った全体的な流れは、次のとおりです。
手当たり次第に資料請求せず、事前の準備が大事!
一括請求するのが便利!
狙いを定めたハウスメーカーにGO!
筆者が再度ハウスメーカー選びをするとしても、同様の流れで進めていきます。
ハウスメーカーを選び終わった今振り返っても、この流れで問題ありません。



それぞれのStepについて詳しくみていきましょう!
Step1:カタログを請求するための準備
振り返ってみると、この準備はとても大切でした。
ハウスメーカーを選ぶうえで、核となるものです。
カタログ請求の前に、時間をかけて準備することをおすすめします。
理想の住まいについて家族で共有
筆者は、カタログを請求する前の段階で『理想の住まい』について家族で話し合いました。
- 木のぬくもりを感じられる家に住みたい
- 断熱性能や耐震性能が高い家に住みたい
こういった価値観を家族で共有できたことで、ハウスメーカーを選びやすくなりました。
家族で共有することの大切さは、以下の経験談でも紹介しています。


予算を把握
自分の予算に合ったハウスメーカーを選ぶために、まずは予算を把握する必要があります。
ハウスメーカーによって、1,000万円以上の差が出ることもあります。
予算を把握する詳しい流れは、以下の記事で紹介していますので参考にしてみてください。


また、注文住宅にはオプションという仕組みがあります。
これにより、当初に契約した金額よりも打ち合わせ後の最終的な金額上がることがほとんどです。



予算を把握しておくと、
こんなに追加して大丈夫かな?って不安も消えるよ!
オプション仕様と標準仕様については以下の記事で解説していますので、気になる方はぜひ!
インターネットでハウスメーカーの
情報を収集
「ハウスメーカーのおおまかな特徴」を調べる工程です。
現在は、インターネットで検索すると多くの情報にアクセスできる時代です。
稀に誤った情報もあるので複数のサイトを確認する必要がありますが、インターネットを活用すると手軽に情報を収集できます。
筆者の具体的なインターネット活用方法は、次の2つです。
- ① [ ハウスメーカー 坪単価 ] でGoogle検索
-
ハウスメーカーごとの価格を調べるのに便利なワードです。
予算の範囲内で購入できるハウスメーカーを見つけるために検索しました。 - ② 不動産サイトの活用
-
画面の指示に沿って回答や選択をするだけで、自分に合ったハウスメーカーを提案してくれます。
「こんなハウスメーカーがあるんだ」と気付きを与えてくれた方法でもありました。
筆者が使用したサイトは「おうちキャンバス」です。



おすすめの不動産サイトを簡単に紹介しておくね!
- おうちキャンバス
-
外観デザインからハウスメーカーの相性を診断してくれます。
わかりやすい診断になっているので、ハウスメーカー選び初心者におすすめです。 - LIFULL HOME’S
-
家の構造や性能・工法といった詳細条件まで指定することができます。
また、大手のサイトなので情報量も豊富です。
おうちキャンバスと合わせて使用してみると良いでしょう。
Step2:カタログ請求
準備が整ったら、次はいよいよカタログ請求です。
筆者の経験談を参考に、ぜひ皆さんの家づくりに活かしてくださいね。
何社にカタログ請求した?
結論、筆者は11社にカタログを請求しました。
「多くない!?」って思いましたか?
ハウスメーカー選びは比較が大切なので、複数社のカタログ請求は必須です。
しかし、多くのカタログを請求すると情報過多になってしまいます。
そのため、5〜6社程度の数が望ましいと言われています。
そんな中、筆者は11社のカタログを請求しました。
正直言うと、多かったとは思います。
ほとんど読んでいないカタログもあります⋯。
自分が納得するまで、カタログを請求することが大切です。
- 少しでも興味を持ったハウスメーカーがあったら、公式ホームページを見てみよう!
- もっと知りたくなったら、気軽にカタログ請求をしてみよう!
- 「カタログの請求は〇社まで」という言葉に惑わされないで!
カタログの請求方法
筆者は、ハウスメーカーの公式ホームページからカタログを請求しました。
当時の筆者は、カタログの請求方法についてよく考えていませんでした。
そのため、以下の流れで公式ホームページからのカタログ請求に至りました。
- たまたま見たYoutubeでカタログ一括請求サイトが紹介されていた。
- 一括請求サイトを使ってみたものの、操作方法がわかりにくいし、興味のあったハウスメーカーを取り扱っていなかった。
- 公式ホームページから請求するとハウスメーカーに直接依頼することになるので、手っ取り早いと思った。
しかしその結果、ハウスメーカーからの営業電話やダイレクトメールにストレスを感じることになりました。



カタログ請求は慎重に。
再度カタログ請求するとしたら、他の方法を検討するよ。
カタログ請求の方法や注意点等の詳細は、以下の記事で紹介しています。


まずはカタログの入手方法について、よく知ることが大事!
筆者のように、楽観的に公式ホームページからカタログ請求するのは避けよう!
Step3:住宅展示場へ
カタログを請求して、情報を整理したら、やっと住宅展示場へ行くステップになります。
住宅展示場へ行く際の注意点についてはこちらをチェック!


何社見学した?
結論、筆者は7社のモデルハウスを見学しました。



情報過多になるから、
見学するモデルハウスは〇社までの方が良いよ。
こんなアドバイスを受けても、気にする必要はありません。
カタログ請求と同様に、自分が納得するまで見学する。これが大切です。
A社と契約した後「B社も見ておけば良かった」とならないように、少しでも興味があるハウスメーカーがあれば見学しておくことをおすすめします。
しかし、モデルハウスを見学するということは、ハウスメーカーの営業と関わりを持つことになります。
カタログ請求の時よりも、見学するか否か慎重に判断すると良いでしょう。
百聞は一見にしかず!
カタログや公式ホームページを見て興味をもったハウスメーカーは、見学してみよう!
選択肢から外れたハウスメーカーには、営業へ素直に「連絡不要」と伝えよう!
1日に見学する数は2社までが◎
「自分が納得するまで見学することが大切」と説明してきましたが、1日に見学する数は制限した方が良いです。
筆者は、1日の見学を詰め込み過ぎたことがあります。
1社の見学には2〜3時間ほどかかり、3社見学すると6時間以上です。
1日に3社の見学をした時、「二度と3社も見学しない」と心に誓いました。
詰め込み過ぎるのは良くありません。
最後のモデルハウスを見学するときには頭が回らず、判断力・記憶力が低下します。
また、本来楽しいはずの家づくりが苦痛に感じてしまいます。
- モデルハウスの見学は、最大でも1日に2社まで!
- 午前中に1社・午後に1社と分けるのがおすすめ!
ハウスメーカーを早く決めたいという気持ちもわかりますが、疲れてしまっては本末転倒です。
ゆっくり・のんびり楽しみながら、
余裕をもった家づくりを心掛けましょう。
予算オーバーのモデルハウスは見学しないこと
これは、筆者が実際に感じた住宅展示場の注意点です。
興味本位で、確実に予算オーバーだとわかっているハウスメーカーのモデルハウスを見学するのはおすすめできません。
なぜなら、
- 予算オーバーのハウスメーカーに惹かれてしまう
- 他のハウスメーカーが劣っているように見えてしまう
ことになり得るからです。
筆者自身も、モデルハウスのおしゃれな空間に圧倒されて『鳥肌が立った』経験があります。
また、住宅ローンは予算オーバーでも組めてしまう危うさがあります。
自分の予算に合ったハウスメーカーを決めるためには、誘惑に負けない工夫も必要です。
明らかに予算オーバーのハウスメーカーを見学することは避けよう!
頭ではわかっていても、心が動かされてしまうことはあるものです。
自分の予算に合ったハウスメーカーを選んで、適切な住宅ローンを組みましょう。
最後に ー家づくりを楽しむためにー
今回の記事では、ハウスメーカーの「カタログ請求〜住宅展示場」までの道のりについて、筆者の経験談をもとにご紹介しました。
特に、筆者自身が事前に知っておきたかったことに重きを置いて紹介しています。
家づくりは初めての人が圧倒的に多いです。
そのため、知らず知らずに行動して余計な苦労をしてしまうことがあります。
余計な苦労を楽しめる人もいるでしょう。
しかし、仕事や家事・育児に追われて忙しい中、家づくりに充てられる時間は貴重です。
皆さんに後悔してほしくないから、筆者は経験談を紹介しています。
また、記事には筆者からのアドバイスも付け加えています。
この記事によって、みなさんの家づくりがより効率的に・より楽しくなれば、嬉しいです。
Part②、Part③も投稿していますので、ぜひ続けてチェックしてみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!