こんにちは!住友林業で注文住宅を建てました、あいすです。
注文住宅を検討する時に大事なことの一つが、ハウスメーカー選び。
その中でも「坪単価」は、多くの方が比較の基準にするポイントですよね。

住友林業の坪単価は、高そうなイメージだな〜



そうだね。ハウスメーカーの中でもハイコスト系に分類されるよ。
結論からお伝えすると、2025年現在の住友林業の坪単価は「75〜150万円」程度。
価格にはかなり幅がありますよね。
実は、坪単価だけを見て「高い」「安い」を判断するのはおすすめできません。
今回は、実際の我が家の坪単価や、坪単価だけでは判断できない理由などを、実体験を交えてわかりやすくお伝えしていきます。
「住友林業って実際どうなの?」と気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください!
- 最新の住友林業の坪単価
- 坪単価を見る際のポイント
- 我が家の実際の坪単価
それでは、さっそく見ていましょう!
住友林業の坪単価は高め?その理由とポイント


「住友林業は高い」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、住友林業の坪単価はやや高めです。
でも、実際に住友林業で注文住宅を建てた筆者としては、その価格にも納得しています。
むしろ、家づくりは「安ければいい」というものではないと感じています。
では、なぜ住友林業の坪単価が高めなのか?具体的にご紹介していきます。
住友林業はハイコスト系のハウスメーカー
ハウスメーカーは、価格帯によって大きく3つに分類できます。
価格帯 | ハウスメーカーの一例 |
---|---|
ローコスト系 | アイダ設計・飯田グループ・タマホーム など |
ミドルコスト系 | アキュラホーム・桧家住宅・アイ工務店・一条工務店 など |
ハイコスト系 | 積水ハウス・ダイワハウス・ヘーベルハウス・住友林業 など |
このように、住友林業はハイコスト系に分類されるハウスメーカーです。
では、なぜ住友林業の家は高いのか?
それは、以下のような理由からです。
- 設備や標準仕様のグレードが高い
- 木質感のある内装やデザイン性の高さ
- 断熱性・耐震性などの住宅性能にも優れている
- アフターサポートも充実している
実際に住んでみて、その価格に見合う品質や安心感があると感じています。
住友林業の仕様や性能について、詳しく知りたい方はこちらもどうぞ!
筆者も実際に、ミドルコスト系のハウスメーカーにも見積もりを依頼しましたが、内装や設備、断熱等級や耐震等級を住友林業と同じレベルにしようとすると、結果的に価格はほぼ同じになってしまいました。
この経験からも、「住友林業は最初からグレードが高い分、割高に感じるだけで、コスパが悪いわけではない」と実感しています。
最新データから見る坪単価の相場
2025年現在、住友林業の坪単価については、ネット上で以下のような情報が出ています。
- 85〜110万円(施主ブログなどの情報)
- 75〜150万円(LIFULL HOME’S)
- 115〜130万円(メグリエ)
これを見ると、金額にかなり差があるのがわかります。
この理由は、建てる地域や土地の条件、建物の形状、選ぶ仕様などによって、最終的な金額が大きく変わるからです。
そのため、ネットで見かける「坪単価」は、あくまで参考程度の目安として捉えるのが良いでしょう。
実際の家づくりでは、「坪単価に含まれないお金」もたくさんかかります。
そのあたりも、次の項目でしっかりお伝えします!
坪単価を見ただけでは実際の費用はわからない
「そもそも坪単価ってなに?」という方のために、簡単にご説明します。
坪単価とは、建物1坪あたりの価格のことで、以下のように計算されます。
建物の本体価格÷延床面積(坪数)=坪単価
たとえば、先ほどご紹介した住友林業の坪単価の平均「110万円」で試算すると、坪数ごとの建物の本体価格は以下の通りです。
坪数 | 建物本体価格 |
---|---|
25坪 | 2,750万円 |
30坪 | 3,300万円 |
35坪 | 3,850万円 |
40坪 | 4,400万円 |
45坪 | 4,950万円 |
ただし、この金額=家づくりにかかる費用のすべてではありません。
なぜなら「坪単価に何が含まれているか」は、ハウスメーカーや情報サイトによってバラつきがあるからです。
また、多くの場合は「建物の本体価格」をもとに坪単価を出していますが、「建物の本体価格」はあくまでも建物本体を工事するためにかかる費用のみ。実際には、それ以外にも多くの費用が発生します。
たとえば、住友林業の公式サイトでは、このように紹介されています。
家づくりにかかる費用の約7割が建物の工事費。それ以外に、水道やガスの引き込み工事などの付帯工事費と、建物の登記費や住宅ローンの手数料などの諸費用が約3割を占める
引用:住友林業
そのため、実際に家づくりにかかる費用を正確に知るためには、細かく見積もりを出してもらうしかありません。
ハウスメーカー選びに迷っている方には、タウンライフの「家づくり計画書」の活用もおすすめです。
希望や予算に合った提案がもらえて、相場感を掴むのにも役立ちますよ。
とはいえ…
細かい見積もりはまだ先だけど、ざっくり実例が知りたい!
という方も多いはず。
そんな方のために、次の項目では、我が家の実際の坪単価をご紹介していきます!
注文住宅の費用について、詳しくはこちらをチェック!
我が家の平屋の坪単価はいくら?実例を紹介


ここからは、実際に住友林業で注文住宅を建てた我が家の「坪単価」について、具体的にご紹介します。
ネットの情報だけでは分かりづらい、現実的な費用感を知るヒントになれば嬉しいです!
我が家の概要
まずは、前提となる我が家の概要を簡単にご紹介します。
建物 | 延床面積約27坪の平屋 |
---|---|
商品名 | GRAND LIFE (住友林業の平屋住宅) |
契約時期 | 2023年12月 |
着工 | 2024年5月 |
引き渡し | 2024年11 |
我が家は「GRAND LIFE」という平屋の注文住宅を選びました。
延床面積は27坪と、比較的コンパクトなサイズではありますが、平屋ならではの快適な暮らしを目指してプランニングしました。
我が家の坪単価
それでは、具体的な坪単価をご紹介していきます。
わかりやすいように、実際にかかった費用から2つのパターンで坪単価を算出してみました。
条件 | 坪単価 | |
---|---|---|
パターン1 | 諸費用等を除いた、建物の工事費のみの一般的な坪単価 | 約120万円 |
パターン2 | 提案工事(オプション仕様)と太陽光発電設備を除き、 全て標準仕様だった場合の坪単価 | 約107万円 |
このような結果になりました。
延床面積27坪の平屋を住友林業で建てた場合、坪単価は最低でも「107万円」程度になる、ということです。
ネット上の情報と比較しても、ちょうど中間くらいの位置づけと言えるかもしれません。
まとめ【一番大事なのは予算管理】
この記事では、住友林業の坪単価について、最新の相場情報や我が家の実例を交えてご紹介しました。
確かに、坪単価はハウスメーカーを比較する上でのひとつの目安になりますが、実際に家づくりを進める中では、それだけを基準にするのはとても危険です。
なぜなら、坪単価には「建物の本体価格」しか含まれていないことが多く、外構・付帯工事・諸費用など、家づくりに必要な総額とは大きく異なるからです。
そのため、注文住宅を検討し始めたら、まず大切なのは“全体の予算”をしっかり把握すること。
この予算感があいまいなままだと、後からローン返済で無理をしたり、希望の間取りや設備をあきらめることにもなりかねません。
予算管理については、こちらの記事で詳しく解説しています!
家づくりで後悔しないためにも、坪単価にとらわれすぎず、“自分たちの暮らしに必要な家”を、無理のない予算で建てることを大切にしてくださいね。



後悔のない家づくりができるよう、応援しています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!