住友林業で注文住宅を建てました あいすです!
今回は、自宅がもっと快適・便利になる「スマートホーム化」についてご紹介します。
家の中の家電をインターネットを通じて管理できる「スマートホーム」。
最近では、スマホや音声で操作できる便利な家電製品が続々と登場しています。
たとえばスマートホーム化すると…
- 「行ってきます」と声をかけるだけで、照明やエアコンを自動でOFF
- スマホでエアコンのON/OFFを切り替える
- 「おはよう」と言えば、今日の予定や天気を読み上げてくれる
といったことが実現できるようになります。
機械があなたの暮らしをサポートしてくれる、というわけです。

便利そうだけど、うちみたいな普通の家でもできるの…?



ネット環境さえ整っていれば、誰でもできるよ!
この記事では、スマートホーム化に必要なアイテムや、実際に我が家で使っているおすすめ製品を紹介していきます。
- スマートホームとは何か
- スマートホーム化するために必要なもの
- 筆者がおすすめする製品と、シーン別の活用方法
どんなシーンでどんな使い方をしているかなど、具体的にご紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
それではいってみましょう!
そもそもスマートホーム化とは?
たとえば、こんなことが可能に!
- スマホでエアコンや照明をON/OFF
- 外出先から玄関の鍵が閉まっているか確認
- 指定した時間になったら照明を自動でON/OFF
- 「おはよう」と声をかけるとカーテンが開く
- 音声でテレビやエアコンを操作する
このように、自分の生活スタイルに合わせて自由にカスタマイズできるのがスマートホーム化の大きな魅力です。
スマートホーム化をすることで、手動でやっていた家事や操作を「機械に任せられる」ようになり、暮らしがグッと快適&時短に!
では実際に、スマートホーム化を始めるには何が必要なのでしょうか?
次の項目では、導入に必要な基本アイテムをご紹介します!
スマートホーム化に必要なもの【初心者向けチェックリスト】


スマートホーム化を始めるうえで、最低限そろえておきたいアイテムをご紹介します。
ここで紹介するものがそろっていれば、あとは必要に応じて機器を買い足していくだけでOK!
1.スマートフォン
ほとんどの方はお持ちだと思いますが、念のためにリストに入れておきます。
スマートホーム家電は、スマートフォンにインストールした専用アプリで管理・操作するのが基本。
そのため、アプリがダウンロードできて通信が可能なスマホが必須になります。
2.Wi-Fi環境
スマートホーム家電は、インターネット(主にWi-Fi)で繋がることで動作します。
一つひとつの家電をケーブルを介して有線で繋ぐわけではないので、Wi-Fi環境が必須です。
賃貸住宅にお住まいで、すでにネット回線が備わっている場合はOK。
そうでない場合は、自分で回線契約&ルーター設置が必要になります。
ルーターには様々な種類があり、グレードによって同時に接続できる機器の台数や通信速度が異なります。
スマートホーム機器を1~2個使う程度なら、グレードの低いルーターでも十分。
ただし、我が家のように複数のデバイス(スマホ、パソコン、SwitchBot、Alexa、その他スマート家電など)を同時接続する場合、ルーターの性能が通信安定性に影響する可能性があります。
実際、我が家では20台以上の機器を接続していますが、時々通信が不安定になります。
原因は明確にはわかりませんが、ルーターに負荷がかかっているかも⋯?
\ 我が家で使っているWi-Fiルーターはこちら! /
我が家で使っている
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3.スマート家電・スマートリモコン(SwitchBot)
スマート家電(または IoT 家電)とは、本体にWi-Fi や Bluetooth などの通信機能を備え、スマートフォンのアプリで操作できる家電のこと。
スマート照明・スマートエアコン・スマート掃除機などが代表的です。
例えばこの記事で紹介したロボット掃除機は、スマート家電に分類されます


これらのスマート家電を使いたいだけなら、スマホ・Wi-Fi環境・スマート家電があれば準備OK!
一方で、通信機能のない一般的な家電(赤外線リモコンで操作するような家電)をスマホで操作したい場合は、スマートリモコンが必要になります。
スマートリモコンは、スマホと家電の間で“指示を中継する”役割を果たしてくれるアイテムです。
我が家はSwitchBotを愛用中!
スマートリモコンは様々なメーカーから販売されていますが、我が家で使っているのはSwitchBot(スイッチボット)というシリーズ。
- Alexaなどのスマートスピーカーと連携できる
- さまざまな種類の機器が揃っている
- 1つずつ買い足してシリーズ化できる
といった点が魅力で、初心者にも非常に扱いやすいブランドです。
4.スマートスピーカー(音声操作したいなら必須)
スマートホーム化をさらに快適&便利にしたい方におすすめなのが、スマートスピーカーです。
代表的な製品は、Amazon EchoシリーズやGoogle Nestシリーズなど。
特に我が家で使っているのは、AmazonのEchoシリーズ(Alexa搭載)。
「アレクサ、電気をつけて」「アレクサ、テレビを消して」など、声だけで家電を操作できるようになります。
スマートスピーカーは “司令塔” のような存在
スマートスピーカーは、単体でも機能はしますが、各スマート家電に「音声で指示を出す」ための役割が大きいです。
スマート家電はスマホアプリだけでも操作は可能ですが、両手がふさがっていたり、リモコンやスマホが手元にない時でも、「アレクサ、〇〇して」と声をかけるだけで家電を動かせるのは非常に快適です。
SwitchBotとの連携でできることが広がる!
このあと紹介するSwitchBotシリーズと連携させることで、できることの幅が一気に広がります。
例
- 「アレクサ、ただいま」と言うと、照明&エアコンが自動でオンに
- 「アレクサ、おやすみ」で、家全体の照明をオフに
- 「アレクサ、リビングの湿度は?」と聞くと、SwitchBot湿度計の数値を読み上げてくれる
このように、自宅がまるで“話せる家”のようになるのがスマートスピーカーの魅力です。
Echoシリーズはどれを選べばいい?
Echoシリーズにはいくつか種類がありますが、
- Echo Dot(コンパクトで安価)
- Echo(標準モデル)
- Echo Show(画面付きモデル)
などがあり、初めてなら「Echo Dot」でも十分です!
最低限そろえておきたいアイテムは、以上でOKです。
ここからは、ご家庭のライフスタイルや「こんなことができたら便利だな」という思いに合わせて、必要な機器を追加していきましょう。
次の項目では、我が家が実際に使っている製品とその活用シーンを、シーン別にわかりやすくご紹介します。
きっと「こんな使い方もできるんだ!」と、スマートホーム化のイメージがグッと広がるはずです。
我が家のスマートホーム化【シーン別におすすめ製品を紹介】


我が家では、Echo Spot(スマートスピーカー)とSwitchBotシリーズ(スマート家電&リモコン)を中心に、暮らしをスマート化しています。
主な使い方は、時間を設定して家電を自動で動かしたり、「アレクサ、〇〇して」と声をかけて操作したりする方法です。
我が家の必要最低限の基本セットはこちら
ここからは、一日のシーンごとに、使っている製品とその活用方法をご紹介していきます。



いろんな設定をしてて、面白いよ!
朝6時にカーテンが自動でオープン
朝は陽の光をしっかり取り入れたい我が家。
東側に位置する作業部屋のカーテンは、毎朝6時になると自動で開くように設定しています。
使用しているのはこちら
「カーテンが自動で開くってどういうこと?」と思われるかもしれませんが⋯


このようにカーテンレールに取り付けるだけで、スマホでの操作やスケジュールに応じて開閉が可能になります!
こんな方におすすめ!
カーテンの位置が高くて届きにくい…
朝日を浴びて気持ちよく目覚めたい
外出中も在宅っぽく見せたい(防犯対策)
アプリから手動操作もできるので、旅行中や帰宅前に遠隔操作するのも◎。
ちなみに、以下の製品を併用すればボタンを押すことで開閉できるようになります!
朝:「おはよう」で天気やスケジュールを確認
起床したら、まずは「アレクサ、おはよう」と話しかけます。
すると、設定している定型アクションに従って、
- 「おはようございます」とあいさつ
- 今日のスケジュール確認:「今日は予定が◯件あります。⋯」
- 今日の天気:「〇〇市の天気は⋯」
- アラーム設定:「◯時◯分にアラームをセットしました」
など、アレクサが順番に読み上げてくれます。
我が家では、「おはよう」から1時間20分後に「お薬は飲みましたか?」とアレクサが声かけしてくれるように設定しています。薬の飲み忘れ防止に便利です。
外出時:「行ってきます」で家電を一括OFF
外出前には、「アレクサ、行ってきます」と話しかけるだけで、
- リビングと作業部屋のエアコン
- 作業部屋の照明
- 空気清浄機・加湿器 など
このような、連携させているすべての家電の電源がまとめてOFFになります。
これなら、出かけるときに「電気消したっけ?」と確認する必要もありません!
一部の部屋の照明にはこちらの製品を使用しています
このシーリングライトは、スマートリモコン機能内蔵モデルもあり、そのモデルであれば別途リモコンを用意しなくてもアプリやアレクサと連携できます。
※上記のリンクは、スマートリモコン機能のないモデルです。
帰宅時:「ただいま」で家電を自動ON
外出先から帰ってきたら、「アレクサ、ただいま」と声をかけます。
すると、あらかじめ設定しておいた家電の電源が自動でONに!
設定している家電は季節によって異なり、例えば冬はエアコンと加湿器を付けるように設定しています。
18時にランプが点灯&カーテン自動クローズ
夜の雰囲気づくりも、スマートホーム化で楽々◎
我が家では毎日18時に、玄関に飾ってあるお気に入りのランプが自動点灯するように設定しています。
また同時に、カーテンも自動で閉まるように。
使用している製品はこちら
音声でふろ自動スタート
我が家の給湯器は、スマホ操作対応の最新モデル。
アプリから操作もできますが…アプリって増えると管理が大変だし、立ち上げるのが意外と面倒ですよね。
そこで、「アレクサ、お風呂沸かして」と話しかけるだけで、給湯器の“ふろ自動”ボタンを押してくれる仕組みにしています!
使用している製品はこちら
小さなロボットのような感じで、物理ボタンを押してくれるアイテムです。
貼り付けるだけでOKなので、DIY感覚で手軽に使えます!
就寝時:「おやすみ」で家電一括OFF&明日のスケジュール確認
寝る前に「アレクサ、おやすみ」と話しかけます。
すると、設定している定型アクションに従って、
- 「おやすみなさい」とあいさつ
- リマインドの確認:「〇〇しましたか?」
- 明日の予定の確認:「明日は予定が◯件あります。⋯」
など、順番に読み上げてくれます。
最後に寝室以外の家電がOFFになるよう設定しているので、いちいち手動で消して回る必要がなく便利です。
その他:マニアックだけど便利な使い方
温湿度計と加湿器で絶対湿度を管理
冬は乾燥しがち。風邪の原因になったり、特に木造住宅は乾燥で木材が割れたりすることも。
我が家では「絶対湿度」を測って、必要なときだけ自動で加湿する仕組みにしています。
朝5時~夜23時の間で
- 絶対湿度が7g/㎥未満:加湿器ON
- 絶対湿度が11g/㎥以上:加湿器OFF
使用している製品はこちら(※絶対湿度の測定も可能)
二酸化炭素濃度を測って快適な空気に
室内の二酸化炭素濃度が高まると、頭痛の原因になったりします。
そこで我が家では、寝室にCO2センサーとサーキュレーターを設置。
- CO₂濃度が700ppmを超えたらサーキュレーターON
- 700ppmを下回ったら自動でOFF
このように設定して使っています。
使用している製品はこちら
ちなみにこのサーキュレーターは充電式。コードレスで使えるので、設置場所の自由度も高いです。
※電源コード式もあります。
その他の商品
我が家では使用していませんが、他にもSwitchBot製品はたくさんあります!
- ドアロックシリーズ(玄関の鍵を指紋認証や音声で開閉)
- 空気清浄機・加湿器
- ロールスクリーン
- 見守りカメラ など⋯
まとめ【スマートホーム化で暮らしが変わる!】
今回は、我が家の実例を交えて「スマートホーム化」の始め方や、おすすめ製品をご紹介しました。
最初は「設定が難しそう…」「うちにも導入できるかな?」と不安でしたが、実際に取り入れてみると想像以上に快適で、今では手放せない存在になっています。
- 朝のカーテン開閉が自動に
- 外出時の消し忘れがゼロに
- 帰宅時や就寝時の声ひとつで、家電が動く!
ほんの少しの工夫と設定で、日々の家事やルーティンがグッとラクに、そして楽しくなります。
スマートホーム化は一気にすべてを整える必要はありません。
まずは1つ、使ってみることから始めてみませんか?
この記事が、皆さんのお役に立てていれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!