- 住友林業ならではの標準仕様
- 他のハウスメーカーとの比較
注文住宅の購入を考えている皆さん!
ハウスメーカー選びは順調ですか?

話を聞いてると迷ってくるなぁ。
メーカーによって採用できる設備とかが違うんだね~



そう!
標準で採用できるものが本当に様々だよね。
今回は、数々のハウスメーカの話を聞いた筆者が、「住友林業ならではだ」と思った標準仕様について紹介します。
建物の構造に関することなどではなく、主に設備や内装の標準仕様についてです。
筆者が採用してよかったと思うオプションランキングについても投稿していますので、興味のある方はぜひこちらもご覧ください!


特にハウスメーカー選びで悩んでいる皆様に参考にしていただける内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
それではいきましょう!
標準仕様とは
注文住宅と聞くと「イチから自分たちでカスタムして、最終的な合計金額が決定する」というイメージがあるかもしれません。
このイメージは間違いではありませんが、多くの場合、ベースになる「標準仕様」が決まっていて、そこに「オプション」を追加していく、という流れになります。
「標準仕様」や「オプション」はハウスメーカーごとに内容が異なり、そもそもこの概念がないハウスメーカーも存在します。
住友林業では、「提案工事」「提案仕様」と表されているのが「オプション」、「推奨仕様」と表されているのが「標準仕様」に該当します。
「標準仕様」というのは、「ハウスメーカーが契約前に出してくる概算見積もりに含まれているもの」と思っておくとわかりやすいかもしれません。
(※最初からオプション仕様が含まれている可能性もゼロではありません。)
仕様の変更を行う際には、最初の見積もりを基準として、希望の仕様に変更すると金額の増減があるのかをその都度確認しておくと安心です。
住友林業の標準仕様の特徴
筆者は、7社のハウスメーカーを見学し、5社のハウスメーカーに詳しく話を聞き見積もりを出してもらいました。
他社と比較する中で筆者が感じた、住友林業の標準仕様の特徴は⋯
- 木質感が圧倒的
- 設備のグレードが高い
この2点です。
- 木質感が圧倒的
-
住友林業は「林業」というだけあって、自社で森林を所有しており、木材資源を利用することに長けています。
そのため住友林業の家は、木質感溢れる空間が特徴です。
標準仕様で採用できるものも木質感たっぷりで、標準仕様を選んでいけば自然と住友林業らしさの溢れる家になります。 - 設備のグレードが高い
-
他のハウスメーカーと比べて、一つひとつの設備のグレードが高いものになっています。
後ほど具体的に紹介しますが、各メーカーで出している商品のグレードで言うとミドルクラスからハイクラスのものを選ぶことができます。
ちなみに住友林業では、各設備の標準仕様のものは、各メーカーの型番やモデル名ではなく住友林業独自の型番で示されていることが多いです。
通常、各設備ごとに細かい仕様を決める必要があるのですが、住友林業独自の型番のものは、それらの仕様をあらかじめオシャレに使いやすいように組み合わせてくれているようです。



こだわらない人は、とにかく標準仕様の中から選んでおけば安心です!
住友林業ならではの標準仕様
それでは、筆者が他のハウスメーカーと比較した結果「住友林業ならではだと思った標準仕様」を具体的に紹介します!
ハイドア
室内の扉は、全てハイドアが標準です!
一般的に室内の扉は、天井から垂れ壁があってその下にドアがあるような構造です。
対してハイドアというのは、天井から床面までの大きなサイズの扉のことを言います。
こんなイメージです


ハイドアのメリットは、空間が広くスッキリ見えること。
住友林業の家が垢抜けたおしゃれなデザインなのは、これが標準仕様で採用できるおかげかもしれませんね。



指を挟まないようなソフトクローズの機能も付いてるよ!
床材
住友林業は木を得意とする会社なので、フローリング材にも長けています。
樹種にもよりますが、1階の玄関ホールからリビングまでは挽板が標準です。
他のハウスメーカーの場合、グレードが高くても突板、シート材が標準の場合もありました。
木質感溢れる家にしたかった筆者にとっては、質の良いフローリング材が標準仕様で採用できるのは、かなり嬉しかったです。


キッチン
標準仕様で採用できるキッチンは以下の3種類。
全体的にグレードが高く、どれもミドルクラス以上のものです。
1.LIXIL リシェル-
セラミックトップが特徴でデザインもスタイリッシュ!
- 2.TOCLAS コラージア
-
人造大理石の天板とシンクが一体型になっていて、段差や隙間がなく掃除がしやすい!
- 3.クリナップ ステディア
-
サビや臭いに強いステンレス製のキャビネットが特徴!
特にLIXILのリシェルは最高級のグレードで、標準で採用できるメーカーは限られています。
我が家が採用したTOCLASのコラージアも、TOCLASのキッチンの中ではハイグレードのものです。


お風呂
標準仕様で採用できるお風呂は、TOTO、LIXIL、TOCLASの3つのメーカー。
お風呂に関してはモデル自体がハイグレードのものというよりは、標準仕様で採用できるカスタムの幅が広い、という印象です。
我が家が採用したのは、TOTOのサザナ。
ほっカラリ床やお掃除ラクラク人大浴槽が特徴のお風呂です。


我が家が採用したお風呂で、特に他のハウスメーカーよりレベルが高いと思った標準仕様は、以下のとおりです。
- ダウンライト
-
標準仕様はブラケットライトの場合が多いです。
ダウンライトのほうがスッキリとおしゃれな空間になり、掃除も楽です。 - 全面アクセント
-
一面だけ色や柄のついたアクセントパネルを採用できる場合が多いです。
色によって異なりますが、我が家は標準仕様で全面アクセントに出来ました。 - タオル掛け付き開き戸
-
折れ戸が標準仕様になっている場合が多いです。
開き戸のほうが掃除が楽で、外側のタオル掛けも便利です。
筆者にとってはこれらが標準仕様であることがメリットですが、逆に「自分にとっては必要ない」というオーバースペックな機能が標準仕様に盛り込まれている場合もあります。
「もう少し減額できないかな」「これいらないな」と思ったら、営業担当さんや設計士さんに聞いてみましょう!
トイレ
トイレの標準仕様は1階と2階で異なります。
メーカーはTOTOとLIXILの2つ。
1階はロータンクトイレ、2階は分離型トイレが標準仕様です。
我が家は平屋でトイレは一つのみ。
1階標準仕様の、TOTO GG-J1を採用しました。


洗面台
筆者が採用した洗面台は、住友林業のメーカーである「住友林業クレスト」のもの。


こちらも標準仕様で選ぶことが出来るのですが、この洗面台のおすすめポイントは⋯
住友林業クレストは、室内扉やフローリング、カップボードなどの収納も扱っています。
住友林業で家を建てると、これらの床材やドアを採用することが多いため、洗面台も住友林業クレストのものにすれば家全体として統一感のあるデザインにすることができます。
特に、筆者のように木質感満載の家にしたい場合はピッタリ!
カウンター部分と洗面ボウルが滑らかにつながったデザインなので、掃除も楽でおすすめです。
最後に
今回は、住友林業ならではの標準仕様について紹介しました。
いかがでしたか?
筆者は、木質感溢れるおしゃれで寛げる空間にしたかったので、住友林業の標準仕様はどれも有り難みを感じました。
逆に、ホテルライクな空間にしたいとか、設備のグレードは低くてもいいから出来るだけ安く済ませたいなどという人には、住友林業はあまり向いていないのかもしれません。
住友林業でもタイルの床材を使用したホテルライクな空間なども出来るとは思いますが、得意なハウスメーカーに任せたほうが安心です。
もちろん、筆者もこれだけに惹かれて住友林業に決めたわけではありません。
家の構造やアフターメンテナンスなど、他にも魅力はたくさんあります。
今後もそのような住友林業ならではの魅力も発信していけたらと思いますので、ぜひまた観に来てください!
以上です!
最後までご覧いただきありがとうございました。