- 住友林業のアフターサービスについて
- 1ヶ月点検までの流れ
- 筆者の1ヶ月点検の内容
注文住宅の引き渡しを終えた皆さん、おめでとうございます!
そして、長い打ち合わせ期間、お疲れ様でした。
ホッとするのもつかの間、ここからがスタートです!
いよいよ新居での生活が始まります。
ハウスメーカーにもよりますが、引き渡し後は定期的に点検やメンテナンスの機会があります。
今回は、引き渡し後初めての点検で何をするのか、ご紹介します。
特に住友林業で引き渡しを受けた方には参考になる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
それでは、いきましょう!
住友林業のアフターサービスについて
アフターサービスというのは、注文住宅の引き渡しを受けたあとにハウスメーカーが担う、保証や点検、修理などのことです。
住友林業ではアフターサービスとして、無料の定期点検の機会が設けられています。
点検のタイミングは、3ヶ月、1年、2年、5年、それ以降は5年ごととなっています。
この無料点検については、メンテナンスセンターの担当者さんが訪問してくれます。
今回ご紹介する1ヶ月点検というのは、正確にはこの無料点検とは別で、建設中からお世話になる現場監督さんが訪問するものです。
1ヶ月点検の内容は、こちらが指摘した傷や汚れ箇所の補修と、不明点や困り事などの聞き取り、床下の点検などになります。
筆者は、引き渡しの際に1ヶ月点検の訪問の日程を決めました。

住友林業はアフターサービスも充実しているので安心ですね!
1ヶ月点検までにやるべきこと
1ヶ月点検までには、ポイントとなるタイミングが数回あります。
筆者の経験談も交えて、やるべきことを解説します。
1.引き渡し前の最終確認
引き渡し前に、施主立会いのもと最終確認をするタイミングがあります。
いわゆる「施主検査」というもので、現場監督さんが図面に基づいて説明しつつ、完成したお家を見て回ります。
筆者は以下の点に注目して確認しました。
- 扉の向きやコンセントの位置が図面通りか
- 床や壁に傷や汚れはないか
- 仕様書通りのものが施工されているか
- 建具や収納の引き出しなどに歪みはないか
- 基礎に割れている箇所などはないか
- 外壁や軒天に傷や汚れはないか
もし気づいたことがあればその場で現場監督さんに伝え、自分でメモにも残しておきましょう。
また、指摘箇所を直してもらえるのか、いつまでにどのような対応をしてもらえるのか、確認しましょう。
2.引き渡し後から引越し前
まず前提として、引き渡しと引っ越しを同日に設定するのはおすすめしません。
単純にスケジュールを詰め込みすぎると忙しくて大変というのもあるし、天候などの影響により引き渡し日が後ろ倒しになる可能性もあるからです。
引き渡しをされたら、まずはもう一度隅々まで傷や汚れをチェックしましょう。
最終確認の際に指摘した箇所も含めて、直してほしい箇所があれば写真を撮っておくことをおすすめします。
筆者は実際に以下について写真に撮ったりメモに残しておき、現場監督さんに伝えました。
- 玄関の手すり付近のクロスのヨレ
- リビングの床の傷や汚れ箇所
- 壁と天井のクロスの開き
3.引越し後
引き渡しまでに諸々確認したとしても、引っ越しを終えて実際に生活を始めないとわからないことも、どうしてもあると思います。
引越し後は、そのような「生活をしていて判明した不具合や不明点」を現場監督さんにその都度伝え、書き留めておきましょう。
筆者の場合、具体的には以下のような不具合に気づき、現場監督さんに伝えました。
- 入居後しばらく、お湯の匂いが変な匂いだったので、水質が気になる
- 収納の扉が開きにくい
- コンセントの抜き差しがかなり固い箇所がある
主にここまでに伝えたことを、1ヶ月点検で確認し対応してもらうことになります。
1ヶ月点検の内容
所要時間は30分~1時間程度。
現場監督さんと、指摘箇所の修復のために業者さんが来てくれました。
それでは、筆者が実際に経験した1ヶ月点検の内容を紹介します。
- 事前に確認してもらっていた箇所の修復作業
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玄関の手すり付近のクロスが、一部ヨレていたのを事前に報告してありました。
クロス屋さんが来てくれて、30分程度で綺麗に直してくれました。 - クロスの開きの確認
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木造の建物は、どうしても気温や湿度によってわずかに伸び縮みします。
伸び縮みする際に、壁と天井のクロスの境目が開いてきて隙間が生じます。
このクロスが開いている箇所を確認してもらいました。
結局、あまり頻繁に直すのも良くないとのことで、経過観察となりました。 - 床下点検口の確認
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家には必ず床下点検口が設けられています。
我が家はウォークインクローゼットの奥とランドリールームに、床下点検口があります。
そのうち、ランドリールームの点検口を開けて現場監督さんが中を覗き込み、目視で水漏れなどがないかを確認していました。 - 収納扉の調整
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リビングの収納扉が、1箇所開きにくくなっていました。
これを相談したところ、開きやすくなるように調整してくれました。
施工不良などではなく筆者の感覚で開きにくいと感じていただけなのですが、試行錯誤していただき無事に解決しました。 - 固かったコンセントの確認
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洗面台の横の壁面にあるコンセントが、抜き差しをする際に固く、力が必要でした。
これを現場監督さんに確認してもらった結果、やはり少し固いとのことで、後日電気屋さんが来てくれることになりました。 - 床材の傷や汚れの確認
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我が家のメインの床材は無垢床。
クッションフロアやタイルに比べると傷や汚れがつきやすいと思うのですが、入居前から点検時までに気づいた傷や汚れを確認してもらい、後日内装屋さんが来て直してもらえることになりました。 - 不具合や不明点の聞き取り
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機器の使い方やメンテナンス方法などに不明点はないか、不具合が生じている箇所はないかなどの聞き取りをしてくれます。
質問などがあれば聞いておきましょう。
引っ越しなどで忙しいとは思いますが、この1ヶ月点検までに出来るだけすべての設備を使い、初期不良などがないか確認しましょう!



ちなみに、基本的には現場監督さんが来てくれるのはこのタイミングまでだよ。
まとめ
今回は、住友林業の1ヶ月点検についてご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
住友林業は大手の会社ということもあり、アフターサービスは充実している印象です。
1ヶ月点検までに申告したことについては、基本的には無料で修理や点検などの対応をしてくれますので、家を隅々まで確認してから1ヶ月点検に臨みましょう。
せっかくこだわって建てた注文住宅。
万が一欠陥や不良箇所が見つかった場合は、遠慮なく申告して直してもらいましょう。
滅多にないとは思いますが、仕様書と異なる箇所や明らかな瑕疵による大きな欠陥が見つかった場合には、引き渡し前に申告し、直してもらうまで引き渡しは受けないようにしてくださいね。
トラブルになりかねません。
以上です!
最後までご覧いただきありがとうございました。